| 新生モッカはプジョー・シトロエンの力を借りて全く新しいクルマへと生まれ変わった |
さて、日本への再参入を表明したオペル。
以前日本市場にて展開していたオペルはGMのいちブランドであり、現在のオペルはPSA(プジョー・シトロエン)に属しています。※2017年にPSAによる買収がなされた
そういった理由からなのか、新しく日本に参入を行うオペルは「以前に日本で販売していた車両の面倒は見ない」と断言しており、現時点では「コルサ」「コンボ・ライフ」「グランドランドX」の3モデルが導入されるとも発表されています。
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オペルが日本に再参入!まずは3モデルから導入開始、しかし「今までに日本で売ったオペルのメンテナンスは受付けない」という非情ぶり
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「新」モッカはこれまでのモッカとは別のクルマ
そんなオペルですが、今回クロスオーバーEV「モッカ(Mokka)」を発表。
これは今まで発表されていた「モッカX」とは全く異なるクルマで、新しくPSAの採用するプラットフォーム「CMP」を使用して生まれ変わったブランニューモデルと捉えたほうが良さそう。※下の画像がこれまでもモッカX。1.4~1.6リッターエンジンを搭載した
そしてこちらが新しいモッカですが、全長は12.5センチ短くなり、逆に幅は10センチ拡大。
そしてなによりも重要なのは、この「新モッカ」がピュアEVになった、ということ。
車体構造はこんな感じですが、バッテリーは2箇所に分けて搭載しており、これによって車体剛性が30%向上した、とのこと。
こういった構造を見るに、やはりEVは(フロアにバッテリーを搭載するという性質上)背の高いSUVと相性が良いということがわかりますね。
搭載されるモーターは「シングル」そして出力は136HP、最高速度は150km/h。
バッテリーサイズは50kWh、一回の充電あたり走行可能距離は332kmだと伝えられています。
そのエクステリアは斬新で、これまでのどのオペルとも異なるもの。
なんとなくスマートフォンっぽいデザインを持ち、「台形モチーフ」をベースにマットクロームパーツを効果的に配置しています(コンセプトカーといっても通用しそう)。
ルーフは「フローティング」そしてやはりマットクロームのパーツが装着され、メリハリが強調されることに。
ホイールは18インチサイズで、ディスク面を大きく見せるデザインを持っていますね。
こちらはモッカのインテリア。
シンプルかつ先進的なデザインを持っており、メインのデジタルメーターやタッチ式インフォテイメントディスプレイが目を引きます。
現時点ではモッカの価格や発売時期については公表されていないものの、ぜひ日本でも発売して欲しいクルマでもありますね。