| 新型Cクラスのプロトタイプ、そしてすでに発表された他モデルからもおおよその推測が可能 |
さて、ロシアのカーメディア、Kolesaが新型メルセデス・ベンツCクラスの予想レンダリングを公開。
Kolesaは今までにも新型メルセデス・ベンツEクラスなどの予想CGを公開しており、そしてその「的確さ」で知られます。
おそらく新型Cクラスについても、今回の画像に近いデザインにて登場するのは間違いなさそうですね。
新型メルセデス・ベンツCクラスは1年以内に発表と見られる
メルセデス・ベンツはこの新型Cクラスを2020年もしくは2021年はじめに発表すると言われていて、現在プロトタイプを用いた路上テストが行われている状態。
ただ、メルセデス・ベンツは新型Eクラス(フェイスリフト版)を発表したばかりでもあり、さらに新型Sクラス(フルモデルチェンジ版)の発表が控えているということを考えると、新型Cクラスの発表は「話題の分散」のため、後ろにずらされる可能性もありそうですね。
メルセデス・ベンツCクラスのクラスはBMW 3/4シリーズとライバル関係にある
新型Cクラスは「フルモデルチェンジ版」となるためにプラットフォームを含めた全面的な刷新が行われることになると思われますが、そのエクステリアは現在メルセデス・ベンツが強力に進めている「Sensual Purity=官能的純粋」なるデザイン言語を採用し、可能な限り段差やラインを省略したものとなりそう。
そして予想されるのは「ちょっと突き出たフロントグリル」「シャークノーズ」「横長の薄いヘッドライト」「横長テールランプ」の採用といったところで、これらについては、今回のレンダリングにておおよそ網羅されているように思えます。
ただしここ最近のメルセデス・ベンツは、これまでに比較すると「金太郎飴的」なトーンをやや落としているようで、見る限りでは「それぞれのクラスにふさわしい」デザインを盛り込んでいるようにも。
そのためか、新型Cクラスも「小さいEクラスやSクラス」ではなく、Cクラス独特の軽快さを持っているようにも思われ、先代に比較すると独自の個性を強調するのかもしれません。
なお、先代C/E/Sクラスについて、お互いがあまりによく似ていたため、上位クラスではなく割安な下位クラスを選ぶ人も多かったのだと思われ、これがメルセデス・ベンツの利益を薄めたのだとぼくは考えています(そのため、クラスごとにデザインを分け、それぞれに”買うべき理由”を与えようとしている)。
新型メルセデス・ベンツCクラス採用されるプラットフォームは後輪駆動用の「MRA」、パワートレインにはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンに加えてハイブリッドも用意され、ボディタイプについては現行同様に「クーペ」「ステーションワゴン」も展開されるのは間違いなさそう。
もちろんハイパフォーマンス版である「AMGモデル」の追加も既定路線であり、ライバルたるBMW 3/4シリーズを完全包囲することになるだろう、と考えています。
VIA:Kolesa