
| それほど多くのオプションを選んだわけではないが、なぜか金額がかさむのがフェラーリである |
さらに近年のフェラーリでは「オプション増加中」
さて、引き続きぼくのフェラーリ296GTBに装着されているオプションシリーズ、今回は「外装編」。
ちなみにフェラーリは販売する国や地域によって仕様を細かく変更しており、一般に日本だと(ミドシップモデルでは)「スクーデリア・フェラーリ・シールドエンブレム」「カーボン製エンジンベイ」が無償にて装着されることが多いもよう。
つまりこれらはありがたいことに「0円オプション」ということになりますね。
参考までに、このエンブレムを「ペイント」へと変更すると、160万円くらいのコストがかかるようです(相当に複雑な工程を経てペイントされるので、その価格もやむを得ない)。
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フェラーリの歴史への敬意を払うという意味ではこの「ペイント」エンブレムを選びたいとは考えるものの、さすがにその価格を見るに「簡単には踏み切れないな・・・」と考えてしまいます。
ボクは自分のフェラーリ296GTBにこんなオプションを装着している
そこで今回ぼくが有償にて装着したオプションを紹介してゆくと、まずは「ボディカラーとリバリー」。
これはすでに紹介したとおりですが、ボディ外板色はヒストリカルカラーの「アッズーロ・ディーノ」、リバリー(ストライプ)は2000年代に入ってからの新色である「ビアンコ・セルビーノ」。
ホイールは鍛造20インチにブラックペイント、ブレーキキャリパーはイエロー(これは無償)ですが、これはボディカラーであるブルーとのマッチング、そしてフェラーリのエンブレムとのバランスを考えたもの。
それに組み合わせるのは「マットブラックテールパイプ(154,000円、例によって価格は注文時のものなので、現在だともうちょっと高い)で、形状そのまま、しかしカラーがブラックへと変更されるというものですね。
次いでブラックの跳ね馬エンブレム。
通常だと「クローム」仕上げのプランシングホースをブラックへとペイントするもので、テールパイプ同様に「セミグロスブラック」へと変更され・・・。
このオプションを選ぶとリアデッキの「Ferrari」バッジが自動的にマット仕上げとなり、つまり跳ね馬、バッジともに「光沢が抑えられる」という仕様へ。
このあたり、ぼくの「ブラックのパーツを好む」「クロームを敬遠したいと考えている」という傾向が良くあらわれている選択です。
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ちなみにこの「Ferrari」バッジの下に追加できるイタリアンフラッグの価格は12万円(サイズによって金額の差異はあると思う)。
フェラーリはカーボンファイバー製パーツをたんまりと用意している
なお、ぼくは外装にカーボンファイバー製パーツを装着していませんが、当然ながらフェラーリはカーボン製パーツを大量に取り揃えており、その一部を記載すると以下の通り。
- カーボンファイバー フロントスポイラー 693,000円
- カーボンファイバー アウターシルカバー785,400円
- カーボンファイバー リアディフューザー 1,078,000円
さらにはこれらカーボンファイバーにつき、追加オプションにて「マット」へと変更できるほか、テーラーメイドでは「カラーカーボン」への変更が可能となっており、カーボンファイバーに関するフェラーリのこだわりを垣間見ることも可能です。
こうやって見ると、ぼくのフェラーリ296GTBは「外装に追加したオプションは意外とシンプル」で、そのコストの多くはボディカラーとリバリーに集中しているということがわかりますが、カーボンパーツを装着しなかった最大の理由は「部分的に装着するとかえってバランスが悪くなり、であれば全体的に装着することが好ましく、しかしそうするとトンデモナイ金額になってしまうから」。
さらにぼくのフェラーリ296GTBは「ヘリテージ」仕様でもあるため、先端素材であるカーボンファイバーを装着しなくてもイメージ的には問題ないだろうと考えたことも関係しています。
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