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| フェラーリ アマルフィはある意味で「フェラーリらしくない」外装色を取り揃えている |
選択肢によっては「フェラーリらしさ」を主張しない”控えめ”な仕様も実現可能
さて、フェラーリは新型GT「アマルフィ」を発表したところですが、ここ最近の「通例」として同時にカーコンフィギュレーターも公開しています。
そこでこのカーコンフィギュレーターではどんなことができるのかを試してみると(なかなか繋がらない)、まず今回追加された新色はこの「ヴェルデ・コスティエラ」。
これはアマルフィの海岸と海にインスパイアされた美しいメタリックカラーだと説明されており、フェラーリとしては296スペチアーレの「ヴェルデ・ニュルブルクリンク」に続き、新型車2台に続けて「グリーン」をイメージカラーに採用してきたということになりますね。
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そして驚かされるのはこのヴェルデ・コスティエラ、ヴェルデ・ニュルブルクリンクに加えてヴェルデ・トスカーナ、そしてヴェルデ・ブリティッシュ・レーシングを加えて「4色も」グリーンが揃うことに。
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近年のフェラーリでは「グリーン」が増えているといえど、これはかなり異例のことかもしれません。
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フェラーリ アマルフィにはこんなボディカラーが揃っている
そして他のボディカラーを見てみたいと思いますが、構成としては「スタンダード」が8色、「ヒストリカル」が6色、「クラシック」が14色、「スペシャル」が6色、「マット」が1色。※もちろんこれら以外にもカラーの選択肢が豊富にあり、オンラインカーコンフィギュレーターで確認できるのはごく一部である
まずはおなじみロッソコルサに・・・。
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ルビーノ・メカリッツァートに・・・
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今回用意されたボディカラーの中では「最も衝撃的な」ヴィオレット・ディーノ(フェラーリとパープルという組合わせがかなりショッキングである)。
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ブルー・コルサ。
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チェレステ・トレヴィ。
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ヴェルデ・ブリティッシュ・レーシング。
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グリジオ・シルバーストーン。
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ロッソ・ムジェッロ。
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フェラーリ・アマルフィの外装にはこんな選択肢がある
ホイールだとスタンダード(鋳造)と鍛造の二種類があり、スタンダードでは「シルバー」「ポリッシュ」「マット グリジオコルサ」、そして鍛造だと「シルバー」「オービットグレー」「ダークペイント」。
ホイールセンターキャップは標準だとイエロー、オプションで「カーボン」もしくは「ブラック」。
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ブレキーキャリパーは「ブラック」「ロッソコルサ」「ロッソスクーデリア」「グリジオ シルバーストーン」「イエロー」「アルミニウム」「ネイビー」「ゴールド」。
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エキゾーストシステムだと「スタンダード」「チタン」「ブラックセラミック」に「スポーツエキゾースト(おそらくエキゾーストシステムそのものは同一で、パイプのみが異なる)」。
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そのほかディフューザー含むボディ下回りのカーボンパーツ、リアウインドウ下の「リヤスポイラー」のカーボン化も可能です。
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オンラインカーコンフィギュレーターだと「ペイント」仕様のスクーデリア・フェラーリ・エンブレムは選べず、「七宝焼」のみの選択肢。
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もちろん「レス」も可能であり、フェラーリのデザイナーであるフラビオ・マンゾーニ氏はこのスクーデリア・フェラーリのエンブレムが「ないほうがいい」とも語っていて、さらにフェラーリ創業者であるエンツォ・フェラーリの息子、ピエロ・フェラーリが自身のプロサングエに選んだのもこの「エンブレムレス」。
これは「ライフスタイル系フェラーリの場合、フェラーリと知られずにひっそり乗りたい」という傾向が存在すること、ひかえめな美しさ、あるいはクワイエットラグジュアリーを好む層が存在することを示唆しているのかもしれません。
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ボクがフェラーリ・アマルフィを選ぶならこの仕様
そしてざっとカーコンフィギュレーターを見た感じ、ぼくがアマルフィを選ぶとなると「グリジオ・シルバーストーンにロッソ内装」だろうなと考えており、ぼくにしては地味な仕様ではあるものの、これは「もしアマルフィを購入するならば、増車としての購入で、普段使いになるのでは」と考えているため。
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加えて、アマルフィのボディラインの美しさをもっとも強調できるのは「ダーク系メタリック」であろうと捉えているからですが、ボディを際立たせるためにホイールは目立たないダークカラー、そしてブレーキキャリパーにはエレガントなゴールドをチョイス。
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一方でインテリアはフェラーリらしいロッソを取り入れ・・・。
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アクセントは「クレマ」。
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フェラーリの公式カーコンフィギュレーターより拾った内外装の選択肢 / オプションをまとめた動画はこちら
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