
Image:Luca Serafini
| Z4存続の危機と新たな可能性 |
BMWはこのデザインでZ4を復活させるべきである
BMWのオープントップスポーツ「Z4」は、近い将来ラインアップから消えるのではないかと噂されており、米国市場では6速マニュアル仕様の販売が予想以上に好調で、そのため一時的に延命されたものの、次世代モデルの登場は期待薄と見られています。
しかし、もしZ4がBMWの新しいデザイン言語「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」を採用したとしたら?
その可能性を示すレンダリングが公開され、様々な方面にて大きな話題を呼ぶこととなっています。
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アーティストによる“理想のZ4”
このレンダリングを手掛けたのは、デジタルアーティストのルカ・セラフィーニ(Luca Serafini)氏。※以前、話題となった「Concept C SUV」のデザインでも知られる人物である
セラフィーニ氏の描くZ4は、BMWの電動SUV「iX3」のフロントエンドをベースに、
- スリム化されたキドニーグリル
- ヘッドライトをつなぐ新しいデザイン要素
- マットシルバーの外装
- 専用ホイール
といった要素を盛り込み、従来のZ4にモダンかつ洗練された雰囲気を与えています。
現実的には実現困難?
残念ながら、この美しいZ4が実際に市販される可能性は極めて低いと見られていて、というのもBMWはノイエ・クラッセのデザインを今後すべての新型モデルに展開する計画を明言しているものの、Z4自体がモデルチェンジを受ける予定はない、とされているため。
よってこのクルマは残念ながら「2次元の中でのみ」存在する空想上の産物ということになるのかもしれません。
BMWの今後の展開
BMWは2026年に新型「3シリーズ」を、さらに2027年には「M3」をノイエ・クラッセデザインで登場させる予定です。
Z4ファンにとっては厳しい状況ですが、今回のレンダリングは「もし次世代Z4が存在するなら」という夢を繋ぐ1枚といえそうですね。
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