| C8コルベットのレンダリングは今後どんどん出てくることになりそう |
シボレーは「ミドシップ化された」新型C8コルベットを発表したところですが、アメリカでは相当な反響があったようで、一時はGMのサーバーがダウンしたほど。
今のところ評価されているのかそうでないのかは明確ではなく、というのも加速や最高速についても「正確な数字が公開されていない」から。
なお、これら数字については意図的に公表していないのではなく、現在まだ開発段階にあるので、「GMすら数字を把握できていない」というのが正確なところのようですね。
新型コルベットZR1は1000馬力を超える?
そんな中、おなじみX-TOMIデザインが「新型コルベットにZR1が登場したらこうなる」というレンダリングを作成し公開。
コルベットにはZ06、ZR1というハイパフォーマンスモデルが設定されるのがここ最近の常ですが、C8世代の新型コルベットにおいてもこれらが登場するのは間違いなさそう(シボレーは”通例”を遵守する傾向にある)。
今回の画像を見ると、車高ダウン、エアロパーツ追加、クーリング強化(フロントフードに放熱用のスリットが見える)、ブレーキ強化(カーボンセラミック?)といったところ。
C7世代のシボレー・コルベットZR1はこんなクルマ
なお、C7世代のコルベットZR1は755馬力を発生する「スーパーカー」で、もちろんコルベット史上「最強最速」。
パワーアップに伴うクーリングとストッピングパワーの強化、ダウンフォースの強化、そして軽量化が図られており、専用の形状を持つフロントスポイラー、サイドステップ、リアウイング等はカーボン製に。
エアロパッケージは二種類存在し、最高速重視の「スタンダード(これでもZ06比で70%ダウンフォース増加)」、コーナリング重視の「ZTKパフォーマンスパッケージ(ハイウイング等が装着され、ダウンフォースはスタンダード版の60%増しに)」とが選択可能。
なお、C7世代のコルベットZR1発表時にも加速タイムや最高速が発表されず、後に発表されることとなっていますが、アメ車の場合はこういったケースが多く、フォードGT、シェルビー・マスタングGT500も同様ですね(これらは出力すら発表時に明かされなかった)。
なお、コルベットZR1については最高速が公称値よりも速いということも明らかになっており、相当な実力を持つことが判明しています。
新型コルベットZR1は1000馬力級?
新型コルベットについては、発表前から「過激なモデル(ZR1とは明言されていない)」が存在すると言われ、このモデルはあまりにパワーが強力すぎて車体がねじれ「ボディパネルが割れる」ほどだと言われ、そのアグレッシブなエアロパーツの性で「当局と販売できるかどうかを調整している」とウワサされたほど。
ただ、これらの真偽はなんとも言えず、実際に発表されるまでは「ナントモ」。
実際のところ、今回発売されたスタンダードなコルベットについても、事前に出ていた「ウワサ」が現実的に正しかったわけではなく、かなりな相違があったので、やはり正式発表を待つしかなさそうですね。
なお、C7世代のコルベットZR1クーペの価格は119,995ドル、ZR1コンバーチブルが123,995ドル。
C8コルベットのベースモデルの価格設定が「C7よりちょっと高い」というレベルなので、C8世代のコルベットZR1についてもやはりC7世代のZR1より「ちょっと高い」くらいかもしれません(もしくはここで大きく利益を取りに来る戦略を取るか)。
新型C8コルベット発表前にも「C8コルベットZR1」のレンダリングが別アーティストから公開されており、こちらも今回X-TOMIが公開した作品に負けず劣らずアグレッシブです。
もうひとつ参考までに、こちらは数年前に、GMのデザイナーが「C8コルベット」の初期デザインとして作成したもの。
すでにこのデザイナーは退職しているようですが、なんとなく実際に発表されたC8コルベットにその面影が残っているようには思います。
VIA:X-TOMI DESIGN, Motor1