| もう何があっても大丈夫 |
アメリカのEVSモータースが「フォードF-250」をカスタム。
F-150の名はまだよく聞きますが、F-250とな?という人に説明しておくと、フォードF-250はF-150のでっかい版。
F-150は現在独立したモデルとして存在し、それとは別に「スーパーーデューティー」というシリーズがあって、その中に存在するのがF-250。
なおF-250のほか、F-350、F-450といったトラックもありますが、数字が大きくなるほど車体サイズも大きくなる、というのが大まかな考え方です。
ちなみに、(たぶん)F-450と思われるトラックがコルベットに追突した画像がこちら。
とんでもなく大きなクルマであることがわかりますね。
ただただヘビーデューティー
カスタムの内容としてはフロントグリルにウインチ、オーバーフェンダー、フロントウインドウ周りのシールド&LEDライト、リアベッドサイドのプレート&メッシュ、そしてリアのLEDライトバー、リアバンパーなど。
もちろんボディカラーの「マットブラック」も変更点ですね。
意図的に見せたであろう「リベット」が大迫力。
ちなみにホイールはフォージアート製「25インチ」ですが、このサイズでもまったく大きく見えない、というところが車体の大きさを物語っている模様。
アメリカではスーパーオフローダーが流行中?
なお、アメリカでは最近「超ヘビーデューティー」なオフロードカスタムが流行中。
最近勢力を拡大しているハマーH1のカスタムや、
超ハードなウニモグのキャンピングカー、
ゾンビハンターなアウディRS6アバント、
三菱がショーのためにオフィシャルで作った「バーバリアン」、
マンハートがBMW X6Mを改造しまくった「MHX6 ダート」、
マッドマックス風なランドローバー・ディフェンダー、
アルパインも銃座付きのジープ・ラングラーを作ってみたり。
こういった流れは今までにも「チョコチョコ」とはあったもののメインストリームに出てくることはなく、しかし現在ではひとつのカスタム手法として確立されていて、これもひとつの時代の変化なのかもしれません。
アメリカ人はゾンビの襲来を本気で信じている人が多かったり、「ゾンビ」の検索キーワードのほとんどがアメリカに集中していたりということもありますが、どこかで世界や文明の崩壊を信じていて、それに対する「備え」として暗にこういった車両やカスタムが人気化しているのかもしれず、漠然とした不安に対する裏返しのようなものかも、と考えたりします。
ちなみにこちらは実際に軍用として使用されるメルセデス・ベンツGクラス。