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V12エンジン搭載ハイパーカー、GMA T.50 ニキ・ラウダが雨天の中「火を吹きながら」サーキットを走行。その最高のサウンドを聞いてみよう【動画】

V12エンジン搭載ハイパーカー、GMA T.50 ニキ・ラウダが雨天の中「火を吹きながら」サーキットを走行。その最高のサウンドを聞いてみよう【動画】

| 現代ではこれだけピュアなV12サウンドを発するスポーツカーを探すことは難しい |

このサウンドを堪能できるオーナーの存在がうらやましい

さて、近年においてもっとも「ピュアでエキサイティングな」スポーツカーと言えばGMA T.50。

これはマクラーレンF1を設計したゴードン・マレーが「自身の持つ経験とスキルを」現代の最新テクノロジーを駆使して実現した”真の”マクラーレンF1の後継とも言える存在であり、さらにはV12エンジンや「ファン」といった排他的な特徴を持っています。

GMA T.50 ニキ・ラウダが火を吹く

そしてこのGMA T.50のサーキット走行バージョンが「T.50 ニキ・ラウダ」ですが、これは「軽量化を行い、足回りを固めた」といったよくあるハードコアモデルではなく、「T.50と名がつくものの、基本的にはロードゴーイングバージョンのT.50とは根本的に異なるクルマ」。

そしてGMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ)はこのT.50 ニキ・ラウダの開発過程を動画シリーズにて公開していますが、その最新バージョンが「エキゾーストパイプから火を吹きながら走る」動画。

まさに「耳が幸福」。GMAがT.50ニキ・ラウダのV12エンジンを「ル・マンを走っている」想定にて回転させる様子を動画にて公開
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今回GMAはT.50 ニキ・ラウダをイギリスのサーキット「ブランズ・ハッチ」に持ち込みテストを行っていますが、今回のテストは「最終的な設定を行うため」だといい、しかし不幸なことに当日は雨模様。

しかしGMAはこの雨にもかかわらずテストを敢行しており、その理由は「どんなクルマでも、さまざまな条件下で性能を発揮しなければならない」ため。

「おそらく、多くの顧客は雨の中で自分のクルマを走らせたくないと思うでしょうが、それでも私たちはテストしなければなりません。」

GMA 技術顧問 フランク・コプック

なお、GMA T.50ニキ・ラウダの出力は725馬力という「1,000馬力級」ではないものの、驚くべきことに車体重量は900kg以下に収められており、このスペックを見るに「ドライコンディションであっても制御が難しそう」ではあるものの、意外なことに雨天であっても十分な性能を発揮するようで、本当に優れたスポーツカーというのはGAMのいうとおり「いかなる条件下でも最高の性能を発揮する」存在なのかもしれませんね。

GMA T.50 ニキ・ラウダが雨天のサーキットを走行する動画はこちら

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参照:Gordon Murray Automotive(Youtube)

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