| 北米や中国だと明るい色のロールスロイスがよく売れるらしい |
さて、ロールスロイスがカリナンに対し、新しい限定シリーズ「カラーズ・オブ・カリナン・コレクション」を追加すると発表。
これは「今までカリナンにペイントしたことがない」8色を用意し、それぞれのカラーにて3台づつを発売するというものです。
そして今回、最初の4色が公開されたわけですね。
カラーズ・オブ・カリナン・コレクション「最初の4色」はこのカラー
そして今回公開された新しいペイントを身にまとう4台ですが、まずこちらはブライトレッド。
パラディソ・ブルー。
ダークオリーブ。
セルビーグレー。
なお、いずれの個体もフロントにオレンジのマーカーがあるところを見ると、アメリカ向けなのだと思われます。
残りの4色については「近日公開」となるようで、それらについては「ピーコックブルー」「ブライトグリーン」「フォージイエロー」「プラム」。
名前から推測するに、いずれもビビッドなカラーとなりそうですね。
参考までに、ロールスロイスがこれまでに用意してきたペイントの種類は、なんと「44,000色」にも及ぶのだそう(実際には使用されなかったカラーもあるようだ)。
ロールスロイスは意外と「奇抜な色」を採用する
ロールスロイスというと「保守的」「シック」というイメージがありますが、実際のところ、これまでにも明るいボディカラーを多種リリース。
その中には、ロールスロイスとはイメージ的に結びつきにくい「明るいグリーン」「パステルカラー」「ネオンカラー」といったシリーズも。
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ただ、ロールスロイスの客層はぼくらが想像するよりもずっと若く、よってこういったカラーを受け入れやすいのかもしれません。
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加えて、「若くない」顧客であっても、自身で会社を経営しているケースが大半で、よって組織の新陳代謝、客層の若返りの重要性を認識している人々が多いともいわれ(でないと企業やブランドは生き残れない)、同世代の人々に比較しても「常に新しいものを取り入れようとする」「変化を受け入れる」傾向が強いようですね。
むしろ変化を恐れたり拒んだりするのは経営者ではなく、中間管理職あたりなのかもしれません。
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なお、ロールスロイスの車両を新車で購入する人の「ほぼ100%」はカスタム車両をオーダーすると言われています。
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