
参照:BMW
| ボクはBMW M2を非常に高く評価しているが |
しかし一般にはそのデザインの独特さゆえ評判は良くないようだ
BMWがついに「M2の最速、最速、そして最強バージョン」を公開。
現時点では画像のみのリリースにとどまりますが、実車はイタリアはコモ湖の優雅な湖畔、雄大なアルプスの雄大な景色、そして世界屈指のドライビングロードの数々に囲まれたコンコルソ・デレガンツァにて一般公開がなされる予定です。
新型BMW M2 CSはこんなクルマ
BMWがM2に施したCS(クラブスポーツ)への変更はM3に対する「3 CS」とほぼ同様。
まずは物議を醸したノーズに、よりアグレッシブなフロントリップが加わりますが、グリルは新しくなり、標準モデルのM2のクロスバーが取り外され、Mバッジをあしらった1本のバーのように見えるデザインに置き換えられています。
サイドプロファイルでは標準モデルのM2と全く同じに見えるものの、サイドギルやホイールにも変更が加わり、ブレーキには2ピースローターが採用されていることがわかります(詳細はわからないが、カーボンセラミックローターを採用している可能性が高い)。
リア周りでは、M2での「小型スポイラー」がM2 CSでは巨大化しており、M2のような「アドオン」ではなく、全く新しいトランクリッド形状へと変更され、ある意味ではこれがM2 CSの外観上のハイライトなのかも。
リアバンパー下には新しいリアディフューザーが配置され、よりアグレッシブなデザインを見るにそしてフロントスプリッターの変更をあわせて考えると、M2 CSではダウンフォースの向上がひとつの(BMWが注力した)ポイントなのだと思われます。
もともとM2はBMWラインアップの中でも「独自の」デザインを持っていましたが、M2 CSではいっそうその傾向が強くなっているようにも。
サスペンションと馬力のアップグレードに関してはBMWの発表を待つしかなく、しかし過去のCSモデル、例えば前期型M3 CSにはアダプティブサスペンションのアップグレードとシャシーの補強が施されており、M2 CSにおいても同様のレシピが用いられる可能性がありそうです。
新型BMW M2 CSのインテリアは「M2と大きくは変わらない」?
そしてインテリアについてはわずか1枚の画像が公開されたのみですが、一見してM2と大きく変わることはないように見え、しかしカーボンファイバーの大量投入、そしてM2 CSロゴの配置などの差別化が図られるものと思われます。
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