| 新しく追加されたパーツはなかなかにイケてる |

ポルシェ専門のアフターパーツメーカー、テックアートがポルシェ718ケイマン/ボクスター向けに「GT」キット含むエアロパーツを発表。
これらはカーボンファイバーを中心としたもので、フロントだと2ピース構造のリップにインテークガイド、バンパー上のエアアウトレット、サイドではエアインテークカバー、リアだとディフューザーとリアウイングがラインナップされています。
テックアートの新作エアロパーツはこんなデザイン
まずはフロント。
センターにはカーボンパーツを配したリップ、バンパー上面のエアベントはこれまでにもラインアップされていたものですが、左右エアインテーク周辺に取り付けるパーツが今回追加。

これはけっこう見た目がアグレッシブに変更され、なかなかに魅力的なパーツだと思います(精度が高ければ装着したい)。

サイドだとケイマンGT4っぽいエアインテークカバーが登場。
やはりカーボンファイバー製ですが、取り付けについては「貼り付け」になると思われ、強度がちょっと心配。
ほかにこの部分だと、エアインテーク内側のフィンに取り付ける「ブレード」が以前より発売されています。

リアウイングもカーボン製。
テールランプ左右をつなぐガーニッシュ(やはりカーボン)も新しく発売されているようですね。

ディフューザー、そしてディフューザーフレーム。
これも以前から発売されていて、日本だと前者が135,000円、後者が190,000円という価格設定がなされています。
なおエキゾーストシステムは390,000円、テールパイプは240,000円。

ホイールはテックアート製の「フォーミュラIV」21インチ。
ホイールサイズがあまりに大きいためか、ブレーキディスクがちょっと小さく見えてしまいますね。

こちらはドアミラーカバー(200,000円で販売中)。
テックアートというと「ドアミラーカバーとヘッドライトカバー」という印象がありますが、718用としてはヘッドライトカバーは発売されていないようです(というか、981や991用でも発売されていない)。
なかなか精度を出すのは難しいのか、少しだけ浮いて見えるところもありますね。

エンジンについてもチューニングメニューを用意しており、「パワーキット」装着によって718ケイマンS/ボクスターSは350馬力から400馬力へ、718ケイマンGTS/ボクスターGTSは365馬力から415馬力へとパワーアップ。
これによって718ケイマンS/ボクスターSは0-100キロ加速が3.9秒、最高速度は296km/hへと向上し、718ケイマンGTS/ボクスターGTSだと0-100キロ加速は3.8秒へと短縮される、と発表されています。

テックアートによる718ケイマンのインテリアはこうカスタムされている
こちらはテックアートがカスタムした718ケイマンのインテリア。
内装カスタムもテックアートが得意とするところですが、今回公開された車両のインテリアは「フルレザー」に。
ステアリングコラムにもレザーが巻かれ、パドルにもレザーが追加されています。

ステアリングホイールのスポーク内部はボディカラー同色、モードセレクターはレッドに。
ぼくはいつもこの部分をペイントしようと思うものの、これらパーツはステアリングホイールを分解する必要があり、その作業の面倒さから先延ばしになっているところでもあります。

シートバックほかインテリアパーツも「カーボンファイバー製」。
これらのパーツは初登場ですね。

こちらは別バージョン。

阪神タイガースっぽいカラーリングですね。

シート後方のラゲッジトレイには新たにマットが敷かれています。

VIA:TechArt