| そこはかとなく感じられる透明感や浮遊感がなかなかいい感じ |
3Dデザイン、タイポグラフィーを得意とするデザイナー、クリス・ラブルーイ(Chris Labrooy)氏がポルシェ911をテーマにした一連の作品を公開。
同氏はスコットランド出身で、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて学んだ後に作品をリリースし始めますが、「朝起きて、思いついたことを作品にする」というフリーダムな人。
実際の作品も自由極まりなく、ここでその一部を紹介したいと思います。
ポルシェ911がポップなアートに
クリス・ラブルーイ氏の作品を見てみると、いずれも明るくポップ、そして現実感と非現実感が同居しており、かつ高い透明感を持つものが多いようですね。
出身地を考えると「暗い」絵柄を想像してしまいますが、雰囲気としては「アメリカ西海岸風」。
こちらは993世代の911。
いずれの作品に登場するのも「空冷」ポルシェである模様。
これは実際に起きてほしくないシチュエーションですね。
意外とありそうでない、ピンクパンサーっぽいピンクのポルシェ911。
こちらもピンクの911。
フラミンゴ版の911。
同氏はこのアイデアを気に入っているようで、様々なカラー、そしてシチュエーションにあるフラミンゴ版911を描いているほか、ポルシェ以外でも同様の作品を製作しています。
ナイトバージョン。
子供の頃から自動車が好きだった
そしてクリス・ラブルーイ氏が言うには「子供の頃からクルマが好きだった」。
そのせいか、自動車に関する作品が多く見られます。
こちらは過去から現在に至るまでのシトロエン。
フォルクスワーゲン・ビートル。
ゴルフも登場。
BMW 3.0CSL。
こちらは一連の「TOKYO」と題されたシリーズから。
トヨタ・スプリンター・トレノ(ハチロク)、ソニック、ピカチュウ。
奥にはホンダNSXも。
こちらはホンダNSXとフェアレディZ。
そのほかにはこんな作品も
クリス・ラブーイ氏はアイコニックな、誰でも知っている製品やロゴをモチーフに選ぶことが多い模様。
こちらは各企業・ブランドのロゴをチョコレートにて再現したもの。
ルイ・ヴィトン。
ルイ・ヴィトンはある意味でブランドの象徴でもありますが、なんらかのアイロニーのようにも見えます。
こちらはナイキ。
こちらもナイキ。
この「浮遊感」も同氏の作品の特徴だと言えそうです。
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参照:Chris Labrooy, Porsche