| あまりの完成度に一瞬「本物か」と思ってしまった |
この「納屋で発見された」風レンダリングは新しい潮流として流行るかも
さて、「納屋で希少車が発見された」というのは、ぼくにとっていつも心躍るニュースです。
そして今回は「ランボルギーニ・アヴェンタドールが埃をかぶった状態で納屋で発見された」という驚きの報道かと思いきや、なんとこれは「放置車両風にみせかけたレンダリング」なのだそう。
それにしてもよくできていて、一瞬「えっ」と思ってしまいますよね。
-
【動画】納屋に30年以上も放置されていたランボルギーニ・エスパーダが発見される!程度は良好、納屋に住み着いたフクロウがネズミからクルマを守っていてくれたようだ
| 世界中にはまだまだ多くの「人知れず眠る」」スーパーカーが存在するのだと思われる | そしてそれぞれの放置されたクルマには、それぞれのドラマがある さて、久しぶりに「納屋で発見された」大物が登場。今 ...
続きを見る
その他にはこんな「放置」スーパーカー、ハイパーカーのレンダリングも
これはthedizzyviperなるインスタグラムアカウントによって公開された作品なのですが、同氏は他にも「納屋に放置されたスーパーカーやハイパーカー」のCG作品を公開しており、こちらはパガーニ・ウアイラ。
タイヤとホイールとが外れかかっているところが「いい感じ」です。
こちらはラフェラーリ。
周囲のパレットやカゴがやはり雰囲気を出しています。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ。
マクラーレンP1。
ランボルギーニ・シアンFKP37。
クルマに張った蜘蛛の巣、打ち捨てられたポリタンクといった「演出」も。
バンパーが外れたままのブガッティ・ヴェイロン。
「修理されずにそのまま朽ち果ててゆく」といった感じですね。
ランボルギーニ・チェンテナリオ。
ワイパーが跳ね上げられるなど、かなり細かいところにまでこだわりが見られます。
半ばカバーが被ったままのマクラーレン・セナ。
レンダリングにもいろいろな流行がある
なお、こういったスーパーカーやハイパーカーをテーマにしたレンダリングにも流行があり、SNSが普及し始めた黎明期に登場したのが「もしもスーパーカーにベースグレードが存在したら」というもので、これは(ちょっと前の)カローラやマーチ、はたまた軽自動車の「商用グレード」に見られた、バンパーやドアハンドル、ドアミラーなどが(コスト削減のため)未塗装で、しかもスチールホイールを装着しているといった状況を再現したもの。
いまでもいくつかは作成され公開されているものの、ほぼ話題にならなくなってしまったカテゴリです。
-
もしもフェラーリ296GTSに「ベースグレード」が存在したら?前後バンパーやドアミラー、ドアハンドルまでもが樹脂丸出しへと変更に
| 見たところ、フェラーリ296GTSのヘッドライトまでもが「ハロゲン」へと変更されているようだ | 現代では「作り分け」のほうがコストが高くなるのか、グレード間での仕様”格差”は小さくなった さて、 ...
続きを見る
そして次に出てきたのが「サイバーパンク風」。
ゲームや「AKIRA」「攻殻機動隊」の世界観を反映したもので、日本を意識したものも多く、過去の名車を未来っぽく、しかし退廃的な雰囲気に仕上げる作風が一世を風靡しています。
-
未来のランボルギーニ・カウンタック「カーボン01」!超ワイド、アグレッシブすぎるレンダリングが公開に
| シルエットはオリジナルのカウンタックのまま、ディティールは現代風に | さて、ランボルギーニ・カウンタックはいつの世もスーパーカーの代名詞的存在です。それだけの多くのアーティストにとっても一つの夢 ...
続きを見る
その後は「スーパーカーのオフローダー化」や「スーパーカーのトラック / ワゴン化」「クーペのオープン化 / オープンのクーペ化」といったボディ形状やカテゴリを変更するもの。
-
やっぱり出た!トヨタGRスープラをスーパーオフローダーにしてみたレンダリング。実際に発売すればけっこう売れそう
アメリカだと普通のスープラよりも売れるかも 新型スポーツカーが発表されると「必ず」と言っていいほど登場する「オフローダー」のレンダリング。今回は新型トヨタGRスープラがそのターゲットとなっていますが、 ...
続きを見る
その後は「ワイドボディ」カスタムなど現実にありそうなものや・・・。
-
初代ホンダNSX「ワイドボディ」バーチャルカスタム登場!高い品質で内外装をカスタムしたNSXを専門的に手がければ一つの大きなビジネスになりそうな予感
| 初代ホンダNSX」が「憧れだった」人々のいくばくかは、現在相当なお金持ちになっている可能性もある | その憧れを現代のクオリティとともに届けるビジネスも悪くない さて、日本車を中心に様々なバーチャ ...
続きを見る
逆に「ない、これは絶対にない」というものをあえて再現してみせた作品も。
-
え・・・?フェラーリF40が族車に?竹ヤリ出っ歯に日章旗風、シルエットフォーミュラっぽい暴走族カスタムを見てみよう
| 安心して欲しい。これはバーチャルでの出来事だ。だがしかし現実世界でこれをやると非難轟々なのは間違いない | 「現実には起こり得ない」からこそボクらはこういったカスタムを見て楽しむことができる さて ...
続きを見る
絶版になったクルマの復活予想(希望)といったシリーズもありましたね。
-
カッコいいじゃないですか!三菱GTO後継をイメージした「4000GT」のレンダリングが公開
| もう三菱はハイテクスーパースポーツを作ることを許されないだろう | レンダリングアーティスト、Matthew Parsons氏が「三菱4000GT」のレンダリングを作成して公開。この4000GTは ...
続きを見る
最近だとクリス・ラブルーイ氏のシュールな作風が多くのレンダリングアーティストに影響を与え、同様の雰囲気を持つ作品が多数公開されています。
-
ライトでポップ!ポルシェ公認、空冷世代の911をデジタルアートにて表現し続けるアーティストが登場
| そこはかとなく感じられる透明感や浮遊感がなかなかいい感じ | 3Dデザイン、タイポグラフィーを得意とするデザイナー、クリス・ラブルーイ(Chris Labrooy)氏がポルシェ911をテーマにした ...
続きを見る
そして今回登場したのがこれまでにない世界観を持つ「納屋に放置」レンダリングですが、これもけっこうインパクトが強く、ちょっとした流行になるのかもしれません(数年前とは異なって多数のレンダリングアーティストが出現し競争が激しくなっているのだと思われ、新しいことをしないとプレゼンスを強化できないのだと思われる)。
あわせて読みたい、「納屋に放置」関連投稿
-
前オーナーが41年間所有し続けたランボルギーニ・ミウラ。その死後ドイツ奥深くの納屋にて発見され、競売にかけられることに。予想最高落札価格は1.4億円
| ドイツの森にて眠っていたミウラ。 ここまで状態の良い個体は珍しい | オークション開催会社、RMサザビーズが、10月にランボルギーニ・ミウラP400Sを競売にかける、と発表。ただしこのミウラは「普 ...
続きを見る
-
祖母のガレージからカウンタックとフェラーリ308が出てきた。幸運な男性がその画像と物語を投稿
| 祖父のガレージからランボルギーニとフェラーリが出てきた | 画像掲示板、Redditにて、そのユーザーeriegin氏が「祖母のガレージで、20年以上の間、ランボルギーニ・カウンタックとフェラーリ ...
続きを見る
-
【動画】「かつては人の往来があった」英国の奥地にてポルシェ911やベントレーなど数十台の希少車が納屋から発見!いったい所有者の身に何があったのか
| ここまで多数のクルマが放置されるようになった経緯は語られず | レストア可能なものもあるが、修復が難しそうなクルマもあるようだ さて、歴史の古い欧州では様々な「納屋で発見された希少なクルマたち」の ...
続きを見る
参照:thedizzyviper(Instagram)