ブラッド・ピット主演によるF1映画のタイトルがまさかのドンズバ「F1」に決定。予告編は7/7にリリース、本編公開は2025年夏の予定

｜　どうやらF1（フォーミュラ1）全面バックアップのもとプロジェクトが進んでいるようだ　｜

これまでのF1映画とは異なり、おそらくはエンターテイメント性が高いものとなるだろう

さて、映画史上最高の予算になるのではと言われるブラッド・ピット主演のF1を題材にした映画。

これまではタイトル未定であったものの、なんとズバリ「F1」となったことが発表されています。

正直いうとこれはかなり意外というかびっくりで、というのもF1はこれまで（オリンピック同様に）商標権の管理に非常に厳しく、これを題材とした映画の製作をほとんど許してこなかったため。

「F1」はこれまで厳しく商標権を管理してきたが

実際のところ、シルベスター・スタローン主演の映画「ドリヴン」についても、当初はF1を舞台にしたものとなる予定であったものの、「諸事情により」CARTへと変更されていて、F1は極度にその版権の付与に対して厳しかったわけですが、現在のF1は運営元がリバティ・メディアに移っており、そこからはネットフリックスにてF1ドキュメンタリー「Formula 1: 栄光のグランプリ」を展開するなど、大きくその姿勢が（積極的にF1のプロモーションを行う方向性に）変わっています。

よって今回の「F1」の商標権使用についてもこういった変化を表しているのかもしれませんが、もちろんリバティ・メディアも「F1」を安売りする気はまったくなく、限られたパートナーとだけ組んで大々的な展開を行うのだと思われます。

補足するならば、このネットフリックスシリーズのおかげで米国のF1ファンが増加したと言われ、かつリバティ・メディアが導入した様々な新しい変更によってエンターテイメント性が増し、これがF1をより「面白く」しているわけですが、こういった運営方針は「まるでゲームの世界をそのまま表したかのような」サウジアラビアの新しい。「キディヤ・シティ・スピード・パーク・トラック」にも現れているように思います。

参考までに、つい先日（6月17日）にはリバティ・メディア傘下にあるリバティ・グローバルがワーナー・ブラザース・ディスカバリーが所有する株式を取得することでフォーミュラEの経営権を取得しており、これによってフォーミュラEのあり方も大きく変わるであろうと考えています（おそらくはF1よりもエンターテイメント性やゲーム性を強めるんじゃないかと考えている）。

Finally, official.

Brad Pitt stars in F1, coming to cinemas Summer 2025.

Sneak Peek this Sunday at the Formula 1 British Grand Prix.#F1 #F1Movie pic.twitter.com/vH83qj72Qm

— Formula 1 (@F1) July 5, 2024

ブラッド・ピット主演の「F1」はこんな映画

そしてこの映画「F1」につき、7月7日に予告編が解禁になるといい、F1の公式サイトでも選考公開されるというので、まさにF1が万全のバックアップを行うということに。

北米での公開日は2025年6月27日、配給はApple Original Filmsとワーナー・ブラザースによってなされ、監督はジョセフ・コシンスキー、プロデューサーは「ジェリー・ブラッカイマーという「トップガン マーヴェリック」同様の布陣です（ストーリーも同様だと言われている）。

主演はもちろんブラッド・ピット、そしてダムソン・イドリス、ハビエル・バルデムの出演も伝えられ、撮影は鈴鹿サーキットはじめスパ・フランコルシャン、ラスベガス、ヤス・マリーナ、シルバーストン等で行われたことが明かされています。

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参照：F1（X）