
| 上海とはまた異なる魅力を持つ中国の都市、それが北京 |
「古き良き中国」が中国人をも惹きつける
さて、引き続き中国で見てきた「気になったモノやコト」。
まず上の画像は「シェアバイク(自転車)を積んで走るおじさん」。
かつて中国ではこういった「自転車の荷台にたくさんのモノを積んで走る人」が多く目撃されたものの、最近ではすっかり少なくなってしまい、それだけにこの姿はなかなかに新鮮です(これを運んでどうするのかはナゾ)。
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そのほか北京ではこんなモノやコトが気になった
こちらはラブブとゴディバとのコラボ展開。
割と色々な製品がありますね。
ちなみにゴディバは「輸入」製品であり、関税がかかるためか中国では「かなり割高」です(同様に、スターバックス、ハーゲンダッツも現地の水準からすると高価である)。
こちらはラブブの販売元、「POP MART」。
現地ではもはや閑古鳥が鳴いている状態で(3月に訪問した上海では大人気であった)・・・。
すぐ近くにはよく似た「POP TOY」。
中国では「人気店のすぐ近く(場合によってはすぐ横)に類似店をオープンさせる」のは商売の常套手段です。
そしてこの「POP TOY」はちょっとグレーな展開を見せており、ライセンス認証マークのないランボルギーニやポルシェ、ブガッティなどのミニカーを販売中。
これは「いらすとや」のぬいぐるみ(ライセンス商品なのかどうかはわからない)。
吉野家では「吉COFFEE」なるコーヒーも。
なお、吉野家は中国各地で(経営元が異なるのだと思われる)特色があり、上海ではソフトクリームなどデザートが充実しています。
参考までに、上海だと日経の飲食チェーンが(居酒屋含め)けっこう目立つとことにあり、「日式(日本スタイル)」という表記があちこちに見られたものの、ここ北京では日本のチェーン含む海外のチェーン店はさほど多くはなく、かついずれも小規模で、日本のチェーン店が「日式」と押し出している例はほぼ皆無。
これは9月の「抗日戦争記念日」の影響なのか、それとも北京という土地柄(中国の首都であり、毛沢東の墓がある)だからなのかは不明です。
市内のところどころには「公衆トイレ」。
中国で公衆トイレが設置されている都市はけっこう珍しいんじゃないかと思います。
ちなみにですが、上海のまちなかで「トイレに行きたい」と思ったならば、そのへんの商業施設に入れば問題はないものの、北京には「トイレを借りることができそうな」大型商業施設(ショッピングセンター)の数が多くはなく、場合によっては「トイレ難民」となるため、こういった公衆トイレ、そして地下鉄構内のトイレはけっこう重要な存在です。
ちなみにこの「赤い壁」の前で自撮りする人多数(どう見ても普通の壁)。
前門大街はなかなかに見どころ盛りだくさん
こちらは「前門大街」なる観光地で、天安門のすぐ横にあるのですが、なんとこれはスターバックス。
上海の豫園にあるスターバックスも「中国風」ではありますが、こちらもけっこうなインパクトがありますね。
そして前門は中国人に取って人気の繁華街でもあり・・・。
「我愛中国」と記された愛国ショップも(旗などが売られている)。
ここは意図的に「昔の北京」、とくに「胡同(ふーとん)」と呼ばれる城下町的な町並みが残され、それが観光資源となっています。
こういった「愛国仕様」のバイクやクルマも多数。
北京ダックもまた観光資源のひとつでもありますね。
乾隆帝に関する銅像。
GUCCI(グッチ)のパチモノと思われる「CUOCI」。
このほか、CAMELっぽい「CAMAL」、POLOっぽい「DOLO」など”なんか違う”ものが多数存在しています(こういったパチモノはもう上海ではほとんど「見かけなくなった)。
とにかくこの前門は中国っぽい雰囲気が満載で・・・。
いたるところで中国らしさ全開(ここでの買い食いも楽しそうだ)。
ちなみに「たこやき」は中国各地に定着していて、もはや「日本のもの」といった認識は無いもよう。
この路面電車は実際に「走り」ます。
この建物が「前門(ぜんもん、チエンメン)で、正陽門城楼(せいようもんじょうろう)を指しています。
そしてここから伸びる歩行者天国が「前門大街」で、側道を含めると相当な広さがあり、全部見て回ろうとなると結構な時間を要することに(それでもけっこう楽しい)。
- 正陽門(前門)は、かつて紫禁城(故宮)の最南端にあった城門の一つで、天安門広場の南側に位置している
- 前門大街は、明・清代から栄えた歴史的な商業地区で、2008年の北京オリンピックの際に歩行者天国としてリニューアルされた
- 特徴としては、レトロな街並みが再現され、全聚徳(北京ダック)や同仁堂(漢方薬)のような中国を代表する老舗と、H&MやZARAといった現代的なショップやカフェが混在していることが挙げられる
- 「北京の浅草」と呼ばれることもあり、古都北京の重要なシンボルの一つで、観光客に人気のスポットでもある
なお、これらの動画はこれからTikTokにて公開してゆく予定です(たぶん200本くらい)。
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