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2番めに所有期間の長かった、ミニクーパーS(R56、2006-2009)

2014/01/01

ぼくが所有した車の中で2番目に所有期間の長かった、R56ミニクーパーS。
発売4ヶ月前から予約し、関西の納車1号車。
価格の分からない状態での予約でしたが、それまで乗っていたホンダ・エレメントが高く売れたので比較的楽に購入出来ました。
なお、購入金額は330万円ほど。もちろん残価設定ローンでの購入です。

ミニはぼくがずっと欲しかった車であり、しかしそれまでなかなか購入機会がありませんでした。
今回BMWに会社が変更になったことでローバーよりは信頼性が増したということで購入に踏み切ったのですが、これは非常に楽しい車でしたね。

オプションが多く、カッティングシートなどで見た目を変えることが出来、所有期間を通じて2-3度「衣替え」を行っています。

1.6Lターボ+6MTという組み合わせは痛快そのもので、ギア比が日本の道路事情に非常マッチしていると感じました。
ボディ剛性もその前のモデルに比べて飛躍的に高くなっており、ドアを閉める音もポルシェ911(993)のような機械的な、そして精密さを感じさせる音で閉まります。

とにかく「乗っていて飽きない」「楽しい」としか言いようが無く、所有期間中はほぼ毎日この車に乗り、おおよろ67000キロを走りました。
とくに事故やトラブルはありませんでしたが、大きな段差に落ちたこと、そしてワイパースイッチの故障程度ですね(どちらも大きな問題ではなかった)。

ゴーカートフィーリングは顕在で、ブレーキ、アクセル、ギアがスパっと決まったときのコーナリングは非常に気持ちのよいもので、「誰も追いつけないだろう」とすら思わせるようなコーナリングスピードの高さを誇ります(体感速度が高めに設定されているので、なおのこと速く走っているように感じる)。

とにかくエンジンが素晴らしく、やはりエンジン・オブ・ザ・イヤーを複数年獲得するなど優れた素養があり、意外と人も物も載り、小さいので小回りがきいてどこにでもゆくことが出来、そしてどこへ乗って行っても恥ずかしくないという便利極まりない車でした。

そのために非常に長い間(ぼくにしては、という意味で)乗った車であり、乗っている間も飽きない車ですね。

そのために、ぼくのミニに対する思い入れは非常に強いものとなっており「機会があればもう一度ミニを」と常に考えています。

売却時は200万円でしたが、4年67000キロ乗ってその価格なので、「大したもの」だと思います。

実際のところもう少し乗りたかったのですが、走行距離がかさみ消耗品の交換費用と、交換までして乗った後の売却費用との差額を考えると、「この辺りが潮時か」と考えVWルポシロッコへの乗り換えを決意しました。

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