>スバル(SUBARU) ■ニュース

1989年にわずか400台が限定発売されたスバル・インプレッサSTi 22B。当時の価格は500万円、現在は”走る不動産”ともいうべき4000万円で販売中

更新日:

| そもそもこのクルマが中古市場に登場すること自体が珍しい |

さて、英国にて、希少なスバル・インプレッサSTi 22Bが中古市場に登場していますが、ほぼ新車並みのコンディション、そして295,000ポンド(邦貨換算で3970万円くらい)という販売価格が話題に。

このクルマを販売しているのは英国ノーフォークに拠点を構えるAppreciating Classicsで、オーナーは「保存」することを念頭にこのクルマを購入したと見られ、走行距離はわずか436キロにとどまるうえ、キックプレート等一部には保護シートが貼られたままとなっており、「完全無改造」状態となっています。

スバル22B STiはこんなクルマ

なお、スバル・インプレッサSTi 22Bといっても、多くの人が「そんなクルマ聞いたことがない」状態だと思いますが、それもそのはずで、このクルマは「あまりにレアすぎるから」。

スバル・インプレッサSTi 22Bは、1998年のスバルWRC三連覇を記念して400台のみが発売されており、当時の国内価格は500万円。

当時からスバルには熱狂的なファンが多く、発売後2日で売り切れてしまったという人気を誇ったクルマでもありますね(今なら”ものの数分”で完売すると思われる)。

Subaru-Impreza-22B-STi-2

ベースにはインプレッサWRX STi(E型クーペ)を用いており、エンジンには専用となる2.2リッターバージョンを搭載。

エンジンは職人による手組みで、ビッグサイズのターボチャージャー、鍛造ピストン、ナトリウム封入エキゾーストバルブ等が組み込まれ、出力は280馬力を誇ります。

Subaru-Impreza-22B-STi-4

この280馬力というのは当時の(2004年まで継続された)自主規制によって抑えられているもので、本来の実力は「ずっと上」なのは間違いなさそう。

実際にインプレッサ22B STiバージョンの0-100キロ加速は3秒以下だと言われ、これはフェラーリやマクラーレン、ランボルギーニといったスーパーカーの現行モデルと同等の数字でもあります。

Subaru-Impreza-22B-STi-3

そして強力なパワーを受け止めるべくブレーキシステムも容量アップが施され、サスペンションはビルシュタイン製に、そしてツインプレートクラッチ、デフロックコントロールモジュール装備などラリーカーばりのスペックに。

Subaru-Impreza-22B-STi-5

そしてラリーカー同様というところでは機能のみではなく外観も同様。
インプレッサ・ワールドラリーカー(97スペック)同様のブリスターフェンダーが与えられることによって全幅は80ミリ拡大されて1770ミリへと拡大しています。

Subaru-Impreza-22B-STi-6

近年の国産ネオクラシックカーの相場上昇は「異常」

スバル・インプレッサSTi 22Bについて、まず中古市場に出回ることすら珍しく、出てきたとしても(これまでの個体は)1000万円以上。

昨年には1400万円を掲げた個体も登場していますが、近年の1980-1990年代の日本車の値上がりは尋常ではなく、今回の4000万円近い価格も「直近の相場からすると適切」なのかもしれません。

今回の個体は「日本から買い付けた」ものだそうで、いったいいくらで購入したのかはわからないものの、売却によって相当な利益を得ることになると思われ、もはや国産ネオクラシックは「不動産並み」の価格となってしまったと言えそうですね。

なお、現在価格を上げているのはこういった限定モデルだけではなく、通常ラインアップのネオクラシックスポーツも同様。

25年ルール対象となったR33 GT-R(1995年発売)の中古相場が上昇中!ただしR34 GT-Rが対象となる2024年はもっとスゴそう

この記事のもくじ1 | 現在のR34 スカイラインGT-Rの国内在庫はわずか54台のみ |1.1 1995年発売のクルマが「25年ルール」対象に1.2 やはり25年ルールの影響を受けるクルマの国内在庫 ...

続きを見る

トヨタ・スープラを筆頭に日産GT-R、ホンダS2000、マツダRX-7などが軒並み価格を上げているようです。

凄いの出た!未登録、「新車」のホンダS2000が競売に。しかも後期型AP2の最終モデル、開始価格は1000万円以上

| おそらく、これ以上のコンディションを持つS2000は二度と出てこない | 米ebayに走行わずか153km、つまり「ほぼ新車」のホンダS2000が登場。さらに驚くのは「このクルマは一度も登録された ...

続きを見る

低走行、フルノーマルのマツダRX-7が競売に。予想落札価格は1000万円オーバー、スープラの次に価格が高騰するのはFD3Sか

価値が認められるのは嬉しいが、手が届かない価格になるのはちょっと悲しい 米自動車売買サイト、Bring aA Trailerにて1994年式のマツダRX-7の中古車が販売中。オークション形式での販売と ...

続きを見る

1994年製トヨタ・スープラが米競売にて2000万円の落札価格を記録。80スープラの価格はここ数年でさらに値上がりすることに

つまり市場は「90スープラにがっかり」した? アメリカにてRMサザビーズが開催したオークションにおいて、1994年式のトヨタ「80」スープラが約2000万円(173,600ドル)で落札。このスープラは ...

続きを見る

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

  • この記事を書いた人

管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

->スバル(SUBARU), ■ニュース
-, , , , , , ,

© 2020 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5