
Image:TOYOTA
| 北米は「もっともGRスープラの人気が高い」地域だけにマイルド仕様での投入はナゾである |
北米こそもっとスパルタンなスペックにてGRスープラの幕引きを飾るべきであるような気もするが
さて、先日トヨタは欧州と日本市場向けに「GRスープラ A90 ファイナルエディション」を投入していますが、今回は北米市場向けにGRスープラ ファイナルエディションが投入されることに。
なお同じ「GRスープラ ファイナルエディション」といえども北米向けのそれは欧州と日本向けのそれとは異なって過激なエアロパーツやパワフルなエンジンが与えられておらず、トランスミッションは6速マニュアルに加えて8速オートマチックが選択可能。
ネット上ではすでにこれらについて「がっかり」だという話で持ちきりではあるものの、その反面「価格がずっと安い」ようですね。
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アメリカ市場向けの「GRスープラ ファイナルエディション」はこんなクルマ
つまるところアメリカ市場向けのGRスープラ ファイナルエディションは「ほか市場とは全く別の」クルマということになりますが、ボディカラーは「バーンアウト」と「アンダーカバー」の2つから選択でき、GT4風のグラフィックパッケージ、さらにはサイドにレーシングカー風のステッカーと鮮やかな赤いミラーキャップが追加されることに。
なお、欧州と日本向けのGRスープラ A90 ファイナルエディションは441馬力へと出力が高められているものの、米国版のGRスープラ ファイナルエディションでは出力が382馬力にとどまり、そして(欧州向けと日本向けのファイナルエディションに装着される)アクラポヴィッチ製のチタニウムエキゾースト、オイルパンバッフル、そしてGT4レーシングカー譲りの調整可能なコイルオーバーサスペンションも「アメリカ仕様ではナシ」。
しかしながら米国版GRスープラ ファイナルエディションには4輪全てのキャンバー角が変更されることで「安定志向の」味付けがなされ、タイヤにはミシュラン・パイロット・スーパー・スポーツタイヤが選択され、これらに加えてディファレンシャルとエンジン制御ソフトウェアが再調整され、ブレンボ製強化ブレーキローターといった装備も。
さらにこのGRスープラ ファイナルエディションには電子制御式ショックアブソーバーの改良、よりハードなフロントスタビライザーが組み込まれることでコーナリング性能が向上しており、その他にもフロントコントロールアームやリアサブフレームのための新しい硬いブッシュが用いられることでシャーシの補強が行われているとアナウンスされているため、このアメリカ仕様のGRスープラ ファイナルエディションは「コーナリング性能の向上」が主眼に置かれているように思います。
外観では新しいダックテール形状リアスポイラー、ホイールアーチフラップ、タイヤスパッツなどが装着され空力バランスの最適化が図られていますが、全体的にはやはりちょっと地味な感じではありますね。
なお、現地でのGRスープラ ファイナルエディションの価格は67,950ドル(現在の為替レートだと約1,000万円)に設定されており、通常モデルの56,900ドルに比較しても「さほど大きく価格が上がっておらず」、そしてもちろん欧州バージョンの約160,000ドル、日本仕様の1,500万円に比較しても「ぐっとお求めやすい価格」となっています。
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参照:TOYOTA USA