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フェラーリ296GTBのナンバープレートを「15」へと入れ替え予定。アンディ・ウォーホルの格言「15分」から

フェラーリ296GTB

| やはりナンバープレートの数字を「自分仕様」に変えねば気分がアガらない |

今月下旬にはナンバープレートを入れ替え予定

さて、先日納車されたフェラーリ296GTBのナンバープレートを変更予定。

なお、この「変更」はもともと計画されていたもので、というのも諸々の事情によって296GTBを3月中に登録せねばならなかったのですが、しかし当初希望していたナンバーは「抽選」であったため、もし抽選が外れたときのことを想定すると3月内に登録ができず、よって「ひとまずは抽選以外のナンバーで登録し、その後抽選ナンバーを申し込み、当選したらそのナンバーへと入れ替える」という安全策を取っていたわけですね。

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希望ナンバーは結局「当たらず」

ちなみに希望指定ナンバーは「5」で、これは全国的には抽選ではないものの、なぜか大阪府では「抽選対象」。

そして登録後毎週抽選を申し込み、およそ2ヶ月が経過したのちでもまったく当たらなかった(いったい誰がそんなに5番を希望してるんだ・・・)ので、今回第2希望である「15」へと入れ替えることとなっています。

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今まではこんな数字をナンバープレートに選んできた

ぼくはこれまでに様々な希望ナンバーを装着してきましたが、ミニクーパーSだと「32番目の素数」である「131」を選んでいて、これは「ミニクーパー乗りの多くが32を選ぶことに対するぼくなりの回答」。

そしてランボルギーニ・ガヤルドLP560-4ではTOTOの名曲「99」にちなんで99を選んでいますが、この「99」というのは非常にいい曲であり、簡単に説明すると、「いつか未来の世界で、人々が名前ではなく数字で管理され、愛情や怒り、悲しみという感情さえもコントロールされている状況において、この曲の主人公である”ぼく”が、本来は芽生えないはずの”愛”という感情を、99番と呼ばれている女の子に抱いてしまった」というもの。

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ちなみにこの曲で表現される世界観は(ちょっと前の人が想像していた未来でよくあるように)「真っ白のクリーンな世界」で、そこでは人々が着る服も真っ白です(映画「アイランド」っぽい)。

そしてぼくは、クルマは単なる機械でも、金属やガラスやプラスチックの集合体ではないと考えているので、この「99」という曲の世界観をガヤルドLP560-4にあてはめたわけですね(ちょうどボディカラーも真っ白である)。

参考までに、その後に乗ったウラカンEVO RWDには「66」を用いており、これはボディカラーが「ブルー・ル・マン」ということから、ぼくがル・マンの歴史においてもっとも驚嘆すべき結果となった「1966年」からいただいた数字です(このあたりは映画「フォード VS フェラーリ」で描かれている)。

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なぜフェラーリ296GTBに「15」?

そして今回フェラーリ296GTBに選んだ「15」ですが、これはアンディ・ウォーホルの言葉にちなんだもので、1968年に語られた「未来の世界では、誰でも15分間は有名になれるだろう( Everyone Will Be Famous for 15 Minutes )」に由来します。

ただ、1970年代には(この言葉についてあまりに多くの質問がなされたことから)「未来だと、だれでも15分もあれば有名になれるであろう」という内容へと言い換えられていますが、やはりその真意は最初に語られた「誰もが15分の間であれば有名になれる時代が来る」にあると考えています。※ただ、どちらであっても現代の社会を予言していたことには変わりはない

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そしてぼくはとくに有名になりたいわけではないものの、このフェラーリ296GTBはぼくにとって「はじめて注文したフェラーリ」「イチから自分の指定にて製造された最初のフェラーリ」であり、ぼくの人生におけるひとつのハイライトであることに間違いありません。

その意味ではこのフェラーリ296GTBはぼくにとっての「15分」であるとも考えられ、よって今回は「15」を選んだのがその理由なのですが、”この15分を永続させるため”今後購入するフェラーリにも「15」を用いることも検討中。

意外とこの「15分」は有名である

なお、このアンディ・ウォーホルの「15分」はアメリカではけっこうよく知られているようで、(アメリカの)映画やドラマにて、その人の人生のピークを「15分」だと表現するセリフもいくつか見られ、米ポップバンド、シュガー・レイが新境地を求めて発表したアルバムのタイトルが「14:59」。

この「14:59」はもちろんアンディ・ウォーホルの「15分」を意識したもので、この14分59秒は「15分が終わるギリギリ」ということに。

そのほか、当時ニューヨークを拠点に活躍していた(スクエアのサックスプレーヤーであった)伊東たけしが個人名義にて発表したアルバム(どれか忘れた)にもこの15分に言及した曲(もし誰もが15分だけ有名になれたなら、という内容)が含まれていますね。

いずれにせよ、このナンバー「15」が装着されて初めて、この296GTBが自分のものになった、という実感を得ることになりそうです。

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  • この記事を書いた人

JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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