オフィシャルではないものの、サードパーティーもメーカーと同じ傾向を持つようだ
CGアーティスト、Artyom Trofimenko氏がルノーのコンセプトカー「EZ-Tournee」のレンダリングを発表。
完全に「未来派」のクルマとなっており、スケルトン構造を持つキャビンが特徴です。
なお乗員は2名という贅沢なレイアウトを持っていて、このクルマが贅沢なパーソナルカーであることもわかりますね。
フランスの自動車メーカーはクルマの概念を飛び越えたコンセプトカーを発表することも多い
ボディのフロントとリアには透明のパネルがあり、そこに何らかの情報等が表示される模様。
リアはこんな感じ。
サイドはこう。
数多くのデザイナーがこういった「スケルトン」構造のクルマを発表しているものの、乗っていると「なんとなく不安」を感じそうです(ガラスの透明度は電気的に変更できるのかも)。
そしておそらくは「自動運転」機能を備えると思われますが、車高はかなり低く、この中では仕事をするというよりも「休憩を取る」ことがメインとなりそう。
なお、フランスの自動車メーカーはぶっ飛んだコンセプトカーを発表することで知られ、ルノーだと2016年に「トレゾア・コンセプト」を発表したことも。
こういったクルマが「オフィシャル」として出てくるので、社外のデザイナーたちもこれに負けじと過激なクルマを登場させるのかもしれませんね。
そして昨年ルノーは「EZウルティモ」なるこれまた奇妙なクルマを発表。
さらにルノーはコルビジェ建築をイメージしたコンセプトカーを発表したことも。
そして同じフランスというところだと、プジョーから「4002」。
フロントにマスの集中したスタイル、独特なドアミラーなど、こちらもクルマの常識を大きく超えているように思います。
そしてシトロエンからは(非公式で)「ニュートロン・コンセプト」。
こうやって見るとお国柄というか、フランスのクルマは「未来的」なものが多い模様。
一方で、イタリアの自動車メーカーから発表されるコンセプトカーは(オフィシャルであっても、そうでなくとも)やはり走行性能を強調した、情熱的な作品が多いように思います。