| アウディはこの2年で一気にラインナップを入れ替える計画を持っている |
内燃機関は「次世代」高効率ユニットへ、それにあわせてデザインも一新
さて、つい先日は「アウディがA5クーペとA5カブリオレを廃止する」と報じられていますが、間を置かずにアウディが新型A5のティーザー動画を公開。
なお、アウディは今後車名について「奇数をガソリンエンジン搭載車に、偶数をEVに」するともコメントしており、よって新型A5はガソリンエンジンを積むということになりそうです。
-
アウディがA5クーペとA5カブリオレの販売を終了。おそらく今後の復活はなし、A5はスポーツバックと(A4から移行する)アバントのみとなるもよう
| アウディ含むフォルクスワーゲングループ各ブランドの判断はドライであり、そこにノスタルジーの入る余地はない | 市場が小さくとも何とか継続を模索するメルセデス・ベンツとは対象的である さて、アウディ ...
続きを見る
アウディは2024年と2025年に20以上の新モデル、10以上のEVを発売予定
アウディは2024年上半期に大きく販売を落としていますが、それは「モデルラインアップが老朽化し相対的な魅力が低下しているから」だとされ、しかしアウディとて何ら対策を講じていないわけではなく、2024年と2025年にかけ、EV10モデルを含む20以上もの新型車を投入すると言われています。
-
アウディが今後「ガソリンなど内燃機関搭載車は奇数に、EVは偶数に」呼称を変更すると発表!たとえばA4は今後EVのみに、現在のA4はA5へと車名が変わることに
| 現在、各社とも電動化の推進にあわせ車名の変更、命名法則の変更を開始している | ただし今後もラインナップが変化し続けるものと思われ、さらなる変更も余儀なくされそう さて、ここ最近だとメルセデス・ベ ...
続きを見る
そしてまず直近で投入されるのはA5ファミリー(7月16日)、そしてA6 e-tron(7月下旬)、さらにQ5(2024年秋)だとされていますが、新型A5ファミリーはこれまでのA4シリーズの後継という位置づけで(A4ラインアップが全体的に電動化されるため)、おそらくはスポーツバックとアバント(ワゴン)が発売されるものと見られています(実際のところ、両者のプロトタイプが幾度となく目撃されている)。
-
アウディがデザイン部門責任者の交代を発表し、ランドローバー・ディフェンダーのデザイナーを後任に迎える。なおデザイン部門は取締役会直下へと格上げ
AUDI | アウディはデザインの重要性を強く認識している自動車メーカーのひとつである | 前任のデザイナー、マーク・リヒトは10年間「アウディの顔」を作り続けてきた さて、アウディがマルク・リヒテ( ...
続きを見る
今回リンクトインに公開された動画では新型A5のスケッチ、そしておぼろげながらも実車を確認できますが、雰囲気としては現行のA4やA5に比較して滑らかな表面とプロポーションを持つように見え、EVラインアップ(e-tron)に近づいたという印象も。
そしてアウディによれば、新型A5は「次世代の燃焼エンジン搭載車の始まりであり、部分的な電動運転により効率が向上する」。
この「次世代の燃焼エンジン」とはつまりマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドパワートレインを示唆しており、しかし予定に変更がなければ2030年代には消滅するという運命を背負っての登場です。
なお、アウディCEO、ゲルノット・デルナー氏は近日発売予定のA6 e-tronについてもコメントし、「スポーツバックとアバントのボディスタイルで同時発売される最初の電動アウディであり、印象的なデザインを持つ」「卓越したパフォーマンス、効率、航続距離」を提供するも述べており、ここからのアウディによる反撃を示唆しています。
今後数年間で、段階的に電気自動車モデルラインアップの範囲を拡大していきます。同時に、内燃機関を搭載したモデルのポートフォリオを刷新します。これにより、完全電気自動車のポートフォリオへの移行において、当社は強固で柔軟な立場を築くことができます。
あわせて読みたい、アウディ関連投稿
-
アウディが新型e-tron GT三兄弟を発表、「パフォーマンス」はアウディ史上最強の925馬力を発生するまでに。その中身は大きく進化し、やっぱり「EVは買い時が難しい」
| 正直、プレミアムセグメントのEVは新車で購入するとかなり痛い目を見ることになりそうだ | 現在のところ、EVの中古価格は下落に歯止めがかからない さて、ポルシェは少し前にアップデートされたタイカン ...
続きを見る
-
R8を超えてアウディRSモデル史上最高出力が与えられた新型RS Q8発表。新グレード「パフォーマンス」はカイエン・ターボGTを抜いてニュル最速SUVの座を獲得
Image:Audi | アウディは(RSブランドの)ニューモデルにおいて”ニュルブルクリンク最速”をアピールするのが通例となってきたようだ | そしてフロントグリルのアプールが強くなっているのも最近 ...
続きを見る
-
新型アウディRS3がニュルを7分33秒123で走行しBMW M2から「コンパクトカー最速」の座を奪還。3年前の自身の記録を7秒、M2の記録を5秒も短縮
| 「新型」アウディRS3はモデルチェンジではなくフェイスリフトではあるが、同一世代でここまでタイムを縮めるのは珍しい | その主な変更内容は足まわりとトルクベクタリングに関するものである さて、アウ ...
続きを見る
参照:AUDI(Linkedin)