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最近は「紫」がちょっと気になるな・・・。次にフェラーリを購入するとなると「ヴィオラホンコン(Viola Hongkong)」を選ぶかもしれない

最近は「紫」がちょっと気になるな・・・。次にフェラーリを購入するとなると「ヴィオラホンコン(Viola Hongkong)」を選ぶかもしれない

Image:Ferrari

| ボクはとくに「これ」といった思い入れが強いカラーを持っていない |

そのクルマに似合えば基本的に何色でもOKである

さて、最近フェラーリのボディカラーとして気になるのが「パープル系」。

ここ最近のフェラーリは「ロッソ(レッド)」以外の選択肢を積極的に押し出しており、昨年のマイアミGPでは「ブルー」を強調し、その後に発表されたニューモデルでは「グリーン」そして「パープル」といったカラーをオンラインコンフィギュレーター上で複数選べるように設定しています。

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パープルは「紙一重」なカラーである

そんな中でもぼくが惹かれるのが「パープル系」。

ちなみにぼくはけっこう鮮やかな、あるいははっきりとしたカラーを好む傾向があり、基本的にはホワイト、ブラック、レッド、イエロー、オレンジ、ブルー、グリーンあたりを好むのですが、「この色でないと」というこだわりはとくに持っておらず、そのクルマに(デザイン、あるいはコンセプト、そして歴史背景的に)似合うカラーであればなんでもOKだとも考えています。

そんな中でいまはパープルに注目しているということになりますが、これにはとくに大きな理由はなく、強いていえば「今まで一度も選んだことがないボディカラーだから」。

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加えて、近年のフェラーリの持つ複雑なライン、そして優美な曲線においては(メタリックあるいはパール仕上げの)パープルがよく似合うと考えており、おそらくは光が当たったときにその抑揚が”より美しく”表現されるのではないかとも捉えているわけですね(とくに前後フェンダーの盛り上がり)。

ただ、このパープルは一歩間違うと「ヤンキー」「改造車」にしか見えず、下手をすると品位が感じられない仕上がりになってしまい、よって選択するには確固たる信念、そして勇気が必要であるのも間違いなさそう。

そしてフェラーリは「赤っぽい」「青っぽい」「薄い」「濃い」など様々な色味のパープルを用意しているのですが、そんな中でぼくが注目するのが「ヴィオラホンコン(Viola Hongkong)。

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これはどちらかというと「赤」寄りのような印象で、しかしかなり濃い配色を持っていて、暗いところで見るとおそらくは黒に見え、しかし光が当たると(角度によっては)妖艶な紫に見えるというボディカラー。

仕上げは「2コート」だそうですが、見た目は3コートや4コートのような深い色味を持っていて、上品かつ大胆なカラーだとも考えています(ただしオプション価格は500万円くらいらしい・・・)。

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組み合わせるカラーはやはり「イエロー」だろう

そしてこのヴィオラホンコンに組み合わせるカラーを選ぶとなると、これは「イエロー」一択。

シルバーあるいはメタリックグレー、ゴールドも相性がいいだろうとは考えているものの、ぼくとしてはそれらのクールなイメージよりも、イエローを用いた「躍動的な」印象を優先したく、そしてヴィオラホンコンの持つ”深み”に合わせるとなると、ジャッロ・モデナではなくジャッロ・トリプロ・ストラート(パール入りの3層イエロー)であろうとも考えています。

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ちなみにですが、ジャッロ・トリプロ・ストラートのような明るい黄色はかつての中国では「最も尊い色」として皇帝のみが着用を許された色だそうで(皇帝以外では着用が禁じられていたそうだ)、そして紫は皇帝に次ぐ高位の役人が着用する専用色であったといい、「紫と黄色」の組み合わせは中華圏的には「かなり高貴な組み合わせ」ということになりそうです。

なお、ヴィオラホンコンの由来は「ナゾ」であり、一説によると香港の富豪がオーダーし、それが後に(一般のフェラーリの顧客が)選べるようになったという説があるようで、であればやはり「パープルは中華圏で人気」ということになるのかも。※実際には中東や欧州でも人気があるようだ

そしてこの「ヴィオラホンコンとジャッロ・トリプロ・ストラート」という、ダイナミックかつ情熱的なカラーは、その車両を売却する際、中華圏のオーナーが「高値で買ってくれる」コンビネーションなのかもしれません(ぼくとしては中華圏を意識したわけでも、売却時のことを考えているわけでもないけれど)。

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