| このバットモービル「タンブラー」は最も多くのレプリカが製造されたバットモービルだと思われる |
今回販売されるタンブラーが合法に走行できるかどうかは定かではない
さて、映画(TVシリーズ含めて)「バットマン」にはこれまで様々なバットモービルが登場しそれぞれにファンが存在しますが、ぼくがもっとも好きなのがクリストファー・ノーラン監督のトリロジーに登場した「タンブラー」。
この一連の作品は比較的リアリティが追求された設定を持っており、この「タンブラー」も(ボツになった)橋梁工事用の車両をバットモービルに転用したという設定を持っています。
そしてなんと今回、なんと「公式」バットモービル”タンブラー”が10台のみ限定にて、約300万ドル(現在の為替レートにて約4億6500万円くらい)にて販売されることに。
発売するのは「ウェイン・エンタープライズ」
なお、今回このバットモービルは「ウェイン・エンタープライズ」から発売れることとなりますが、これは劇中にてブルース・ウェインが経営する架空の会社であるとともに、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーがPR会社のリレバンス・インターナショナルと提携して作り上げた「実在の」会社でもあります。
そしてこの実在のほうのウェイン・インターナショナルは「(バットマンの世界観に基づいた)超高級な体験や製品を生み出す」ことを目的に活動しており、すでにピニンファリーナとの提携によって「バッティスタ / B95”ゴッサム””ダークナイト”」合計4台を発売済み。
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そして「第二弾」がまさかのタンブラー”実車”ということになりますが、これは新規に製造される新車であり、スチールチューブ製のスペースフレーム、シートメタル、ファイバーグラス、カーボンファイバー、ケブラーなどを使用して構築され、搭載されるエンジンはシボレー製の6.2リッターLS3(V8)エンジン、車体重量は約2,500kgだとされています。
参考までに、「劇中の」タンブラーのスペックは全長約4.5メートル、全幅3メートル、出力は(ジェットタービンエンジン稼働時で)1,500馬力という設定を持っており、さらに車両フロントには「バットポッド」を内蔵していますが、今回販売されるバットモービルにはさすがにバットポッドは内蔵されていないのかもしれませんね。
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