| たしかに未来的でカッコいいクルマだとは思うが |
実際にこのクルマを生産するのは難しいだろう
さて、イタリアはピエモンテに拠点を構えるデザイン事務所「Camal Studio(カマル・スタジオ)がケーターハム・セブンのカスタムカー、「Super**GA」なるクルマ(のレンダリング)を公開。
このSuper**GAはハードコアなケーターハム485Sをベースにしているといい、しかしそのスタイルは完全にカマル・スタジオによるオリジナルへと入れ替えられています。
その姿はある意味でSF的
そしてこのレンダリングを見るに、そのデザインはブリティッシュライトウエイトスポーツというよりは「ホットロッド」的。
フロントグリルは「垂直」から下のほうが出っ張った形状へと変更され、その下のスポイラーがさらに出っ張りを強調しています。
オリジナルのセブンに装着されるサイクルフェンダーは取り払われてタイヤがむき出しとなっており、これがより「ホットロッド」っぽさを出しているようですね。
エキゾーストパイプはサイド出し、そして車体後部は左右に拡張されてホイールスパッツが装着されることで「全閉」に。
シート後方にはスピードスターカバーが装着され、テールランプにはフロントグリルと同様の意匠が採用されており、リアアンダーには巨大なディフューザーも。
コクピットは「超」未来的で、キャノピーが装着されることになり、ダッシュボードにはフルデジタル式のインストルメントパネルが装着されています。
ステアリングホイールはフラットボトム、そしてシート形状はかなりユニーク(サイドサポートがスゴそう)ですね。
フロントグリルはLEDによる発光式、そしてフロントのハブにもライトが取り付けられています。
なお、このSuper**GAにはドアがなく、よってボディをまたいで乗り込むことに。
カメル・デザインはこのSuper**GAを単なるレンダリングにて終わらせるつもりはないといい、30万ユーロ(3900万円・・・)にて限定生産する計画を持っている、とも報じられています。
カメル・デザインはほかにもこんなクルマをデザインしている
そしてこのカメル・デザインはこれまでにもいくつかのクルマをデザインしていて、こちらはつい最近公開された「ベルマットGT」。
スーパーチャージャー付き2リッター4気筒エンジンを搭載して320〜400馬力を発生し、トランスミッションは6速シーケンシャル、車体重量は1,100キロという軽量スーパースポーツです。
-
イタリアから新興スーパーカー「ベルマットGT」登場!スーパーカーらしいスタイルを持ち、2リッター直4エンジン搭載という「実現できそうな」仕様を掲げる
| 最近は「数千馬力」というハイパーカーばかりが多く、とても実現できそうには思えなかった | ベルモットGTは「レーシングカーに準じた」仕様を持つようだ さて、毎日のように報じられる「新興スーパーカー ...
続きを見る
こちらは2.6リッターV8エンジンを積む「SerpaS」。
このエンジンはなんとレブリミット10,300回転だとされ、車体重量は900kgという設定で、カマル・デザインはさほどパワーが出ていなくとも「軽量」なクルマを好むようですね。
-
意味は「蛇」。ヴィンテージレーシングカーをイメージした新興スーパーカー「SerpaS」登場
| エンジン許容回転数は10300RPM | 今度はイタリアはモンツァから新興スポーツカーが登場。 その名は「SerpaS」、これは「蛇(スネーク)」を意味するイタリア語だそうです。 エンジンは2.6 ...
続きを見る
こちらはおそらくレンダリングのみにとどまると思われる「バットモービル80」。
2020年にバットマンが「80周年」を迎えた際、1989年版バットマンに登場したバットモービルをイメージして作成されたものです。
-
最新バットモービル「BAT80」!バットマン80周年を記念してイタリアのデザインスタジオがレンダリングを作成
| ジェットエンジンのかわりに粒子を加速させて推進力に | バットマンは今年で80周年を迎えますが、イタリアはピエモンテのデザイン事務所、CAMAL Designが”新型バットモービル”、BAT80を ...
続きを見る
参照:Camal Studio