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近年ボクがもっともカッコいいと思うスーパーカー、ラドフォード・タイプ62−2に「トラックエディション」登場。価格1.4億円、限定台数は12台

2023/12/16

近年ボクがもっともカッコいいと思うスーパーカー、ラドフォード・タイプ62−2に「トラックエディション」登場。価格1.4億円、限定台数は12台

| その仕様はパイクスピークを驚異的なタイムで駆け上がったレーシングバージョンのタイプ62−2とほぼ同じ |

そう考えるとこの価格もけして高いものとは言えないかもしれない

さて、近年発表されたクルマの中ではブラバムBT62と並んでカッコいいと思うのがラドフォード・タイプ62−2。

このラドフォードはジェンソン・バトンが中心人物となってかつてのコーチビルダー”ラドフォード”を蘇らせるというプロジェクトですが、その第一弾として発表されたのが「タイプ62−2」です。

たぶんこれよりカッコいいコーチビルド車両はないだろう。ラドフォード・タイプ62−2生産第一号が顧客へ納車、すでに名車としての風格を漂わせる  
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そしてこのタイプ62−2は公道走行バージョンのほかに「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦用」の過激なモデルが存在するのですが、こちらは競技用のワンオフモデルであって市販はされておらず、しかし今回ラドフォードがこのパイクスピーク用タイプ62−2にインスパイアされた「トラックエディション・シリーズ」を追加するとアナウンス。

ジェンソン・バトン率いるラドフォードが「タイプ62−2」でパイクスピークに参戦!710馬力に重量907kg、華麗なJPSカラーで世界一過酷なレースに挑む
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ラドフォード・タイプ62−2 トラック・カー・エディション・シリーズは生産わずか12台

このラドフォード・タイプ62−2 トラックエディション・シリーズはフルカーボンファイバー製ボディ、強化されたサブフレーム、新しいエアロパッケージ、サーキットに特化すべく改良されたサスペンションなど多くのアップグレードが施され、ロードバージョンとは根本からして異なるクルマ。

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搭載されるエンジンは3.5リッターV6、0−100km/h加速2.9秒、最高速291km/hというスペックを誇り(とんでもなく強力なダウンフォースを発生するものと見られ、よって加速や最高速を競うクルマではない)、車体重量は980kgに押さえられるというので、サーキットにおいては痛快な走りを見せるのはマチがなさそうですね(このタイプ62−2のベースはロータス・エミーラである)。

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生産台数はわずか12台、価格は100万ドル(現在の為替レートだと1億4200万円)という高額な車両ではありますが、今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにて9分37秒326という驚異的なタイム(エキシビション クラス、ドライバーはタナー・ファウスト)を叩き出したクルマと同等にスペックを持つマシンを手に入れるための価格としては「高くない」のかもしれません。

そして12人の幸運なオーナーはカラーリングだけではなく機能面においてもカスタマイズを行うことができるとアナウンスされており、ソロシートもしくはツインシート、左ハンドルと右ハンドル仕様なども自由に選べるのだそう。

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そのほか、ラドフォード・タイプ62−2 トラックエディション・シリーズには特注のスパルコ製レーシングスーツとドライビング シューズ、SALT製ドライビングサングラス、ヘルメット、レーシング グローブが付属することもアナウンスされています。

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さらにラドフォードは、パイクス ピークやグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードなどのイベントでこのクルマを走らせようというクライアントをサポートする準備があるといい、そのコースや顧客のドライビングスタイルに応じて最適なパフォーマンスを発揮するようにセットアップを行ってくれることとなるもよう。

加えてタイプ62−2 トラックエディション・シリーズのオーナーはアリゾナ州にあるラドフォード・レーシングスクールにて、タナー ファウストとジェンソン バトンとともにドライビング スキルを磨く機会を得ることができるといい、ここに価値を見出すオーナーも多いのかもしれませんね。

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今回の発売に際し、ラドフォードの共同創設者アント・アントステッド氏は「我々のタイプ62-2トラックエディションは、当社のF1パートナーやエンジニア、そしてすべてをシンプルにして軽さを加えるという(ロータス創業者である)コリン・チャップマンの精神を取り入れた、非常に高度で洗練されたスーパーカーであると同時に、地球上で最も軽いスーパーカーの一つでもあり、近年のスーパーカーが失いつつある爽快な運転体験を提供する」とコメントしています。

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参照:Radford Motors

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