
| ときどき「ツインエンジン」を搭載する猛者が現る |
このホンダ・プレリュードはなかなかワイルドな走りを見せそうだ
さて、ときどきネット上に登場するのが「ツインエンジン」搭載車。
今回は中古車売買サイト、car & bidsに「前後2基」のエンジンを積むホンダ・プレリュードが登録され話題を集めていますが、この2つのエンジンにあわせて「2つのトランスミッション」「2つのリミテッドスリップデファレンシャル」も搭載されています。
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前輪駆動のホンダ・プレリュードが「4WD」に
この「ツインエンジンカー」のベースとなるのは第5世代のプレリュードで、もともと「FF」であったものがツインエンジン化によって「4WD」に。
見た目だとカーボンボンネットにエアロパーツ、ワイドなタイヤにフロントバンパーから突き出るエキゾーストパイプ、そしてワイドなタイヤに(後部エンジンにエアを供給するための)エアインテークといったところではありますが、ボンネットを開くとこんな感じでガッチリと補強が入ります。
そしてリアにもエンジンが積まれ、これはフロントと同じく2.2リッター自然吸気4気筒エンジン(VTEC)で、増加した重量やパワーをカバーすべくリアにもロールケージが組まれることに。※このエンジンは200馬力を発生するため、合計で400馬力を絞り出す計算である
なお、このロールケージは「チューブラーフレーム」も兼ねており、リアエンジンの増設に関連して組み込まれるトランスミッション含むドライブトレーンのマウントも兼ねている、とのこと。
そして面白いのは「リアエンジンを切り離し、通常通りフロントエンジンのみでも走れる」ということで、しかしいったんツインエンジンを動作させると0-96km/h加速を4秒未満にてこなすことができるのだそう。
ちなみに車体重量は1,279kgにとどまるとされ、ツインエンジンのほかは12ガロンの燃料セル、15インチのRota製スリップストリームホイール、トーヨー・プロクセスR888Rタイヤ、さらにカスタム明度によるリア アッパーコントロール アーム、ローダウンスプリング、インテリアにはロールが組み込まれたストリップ アウト インテリア、レーシング バケット シート2組も装備されています。
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参照:car & bids