
参照:TOYOTA
| 新型RAV4がついに姿を現す──5月20日(北米現地時間)発表へ |
新型RAV4は「多様な個性」にてより多くの消費者にアピール
トヨタRAV4は、アメリカ市場で最も売れているSUVとして今なお驚異的な人気を誇っています。
2023年には47万5,000台超を販売し、ピックアップトラック以外の全乗用車でNo.1の販売台数を記録していますが、これは、ボルボがアメリカで販売した全車種合計の数より多いという驚きの数字。
そんな「大人気」の現行型RAV4ではありますが、販売が開始されたのは2019年で、そろそろフルモデルチェンジや大幅なアップデートが期待されていたわけですね。
そして2025年モデルの発表がついに5月20日に決定し、すでにティーザー画像が公開されているということもあり、話題が沸騰しているのが今の状況です。
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ティーザー画像にGR風グレードのRAV4が登場?その正体は…
公開されたティーザー画像には、明らかにGRカローラ風のフロントグリルと、大型リアウイングの装着を確認できるRAV4が写っています。
これによりRAV4にも「GR」が設定される可能性が浮上しており、とはいえ、完全なGRモデル(チューンされたエンジンを搭載)ではなく、既存パワートレインを活用したGR Sport的なコスメチューン仕様である可能性が高い、と見られています。
RAV4にGRグレードが登場したら? パワートレイン予想
現在のRAV4には以下の3種類のパワートレインが用意されていますが、現実的には「最上級のプラグインハイブリッドをベースにGR風味を加えた仕様」が登場するのではないかと予想されます。※ちなみにGRカローラは3気筒ターボで300hp、AWDだが、RAV4用としては未認証とされるため。この3気筒エンジン搭載は非現実的
- ガソリンエンジン(2.5L直列4気筒)
- ハイブリッド(シリーズ式)
- プラグインハイブリッド(RAV4 Prime、最高出力302hp)
新型RAV4にはオフロード仕様の新グレードも?TRD Off-Road後継か
もう1つ注目されるのが「オフロード志向の新グレード」。
雪道を走るRAV4の姿がティーザーで確認でき、以下のようなアウトドアユーザー向けの装備が見られるため、これまで「TRD Off-Road」として販売されていたモデルの後継か、新たな名称を持つ新グレードになるのかという点に注目が集まっています。
- ルーフレール
- ブラックホイール
- 分厚いオールテレーン風タイヤ
- 新形状のLEDヘッドライトとC字型デイライト
その他の新型RAV4における外観的な進化ポイント
ティーザー画像で確認できる、全体的なアップデート要素は以下の通りで、スタイリッシュさと機能性を両立させたエクステリアが特徴になりそうですね。
- 新デザインのLEDヘッドライト(DRL下部配置型)
- 縦型ラインが印象的な新リアコンビネーションランプ
- ブラックのホイールアーチガーニッシュ
まとめ:RAV4の2025年モデルは“スポーツ&アウトドア”の二刀流へ
新型RAV4(2025年モデル)は、ただのマイナーチェンジではなく、GRスポーツ風グレードとオフロード向け新仕様という両極の個性を打ち出すことで、より多様なユーザー層にアピールしてくることが予想され、正式発表後にはスペック・価格・日本導入予定なども順次明らかになるはずで、その内容については期待したいと思います。
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