| 最近のチューニングはオーナーに負担をかけないように配慮したものが増えてきた |
加えて「ちょっとの変更で大きな効果」が得られるパーツも多いもよう
さて、BMWのチューナーとして高い知名度を誇るACシュニッツァー。
これまでにもM3、M4クーペのカスタムを発表してきましたが、今回はM4カブリオレのチューニングプログラムを発表しています。
なお、新型M3/M4について、発表前にはそのキドニーグリルの大きさに大きな批判がなされたものの、実際に発売されるとその批判もほぼ聞かれなくなり、それどころかBMWの売上に大きく貢献することとなっているようですね。
ACシュニッツァーによってカスタムされたBMW M4カブリオレはこんな仕様を持っている
そして今回発表されたACシュニッツァーによるBMW M4カブリオレを見てみたいと思いますが、フロントだとスプリッター、カナード(エアロフリック)、カーボンファイバー製フードスクープのアクセントが追加されていっそうアグレッシブな印象に。
なお、フロントバンパーは「交換する」のではなく純正をそのままうまく活用しており、カスタムに際してのハードルを下げているようですね。
最近のクルマにおいては、バンパーその他インテーク内部にガイドが設けられており、バンパーを交換するとなるとそれらも一緒に交換せねばならず、そうなると多少なりとも冷却性能に影響が出ることも。
加えてパーツ代や工賃が高くなってしまうので、一昔前のクルマのように「バンパーだけ交換して終わり」とはゆかなくなっており、そこでこのACシュニッツァーのように「バンパーを交換せず」カスタムを完結させるチューナーが増えたのだと思われます。
装着されるホイールは5本スポークのAC1、そしてキッチリ車高も落とされ、フロントでは25〜30mm(0.98〜1.18インチ)、リアだと20〜25mm(0.78〜0.98インチ)ダウン。
そしてサイドにはACシュニッツァーのステッカー、サイドギルもACシュニッツァー製に。
リアはM4クーペに比較するとすっきりしており、しかし一応M4クーペ用のウイングやトランクリッドスポイラーを装着することもできるようですね。
今回公開された画像だとクワッドエキゾーストパイプとリアディフューザーが唯一の外観上の変更点となっています。
インテリア、そして機能パーツもアップグレード
そしてACシュニッツァーはインテリアそしてパフォーマンスにも手を入れており、画像は公開されていないものの、インテリアではアルミペダル、パドルシフト、i-Driveコントローラー用カバー、キーホルダーなどのオプションが用意されている、と紹介されています。
3.0リッター6気筒ツインターボエンジンは、ECUソフトウェアの変更と新しいエキゾーストの採用によって最高出力602ps(449kW / 610PS)、最大トルク750Nm(553.2lb-ft)へとアップグレードされ、このはノーマル比でなんと100馬力ものジャンプアップ。※標準仕様のM4カブリオレ・コンペティション仕様は最高出力503ps(375kW/510PS)、最大トルク650Nm(479lb-ft)を発生
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