
Image:BMW
| つまりBMWは現在の「5シリーズ」「i5」等と同じ手法を次世代モデルでも採用することに |
この方法はメルセデス・ベンツ、アルファロメオなどほかメーカーも採用する傾向にある
さて、BMWは2025年に新世代電気自動車「ノイエクラッセ」を発表する予定ですが、プラットフォームやエレクトリックパワートレーンが刷新されるばかりではなく、デザインやユーザーインターフェースもこれまでのBMWとは全く異なる「新しいものになる」もよう。
そして今回報じられているのが「このノイエクラッセのデザインやインターフェースはEVのみではなく今後のガソリン車にも採用される」ということで、つまりBMWの今後のクルマは「電動」であっても「内燃機関」搭載であっても同様の外観になると考えてよいかと思います(これは現在の方向性と同じでもあるが、見た目が一新されるということに)。
「ノイエクラッセ」のデザイン言語は未来のすべてのBMWのEV、ハイブリッド、そして内燃機関車に展開される
なお、この「デザインの一貫性」について言及したのはBMWグループのデザインディレクター、エイドリアン・ファン・ホーイデンク氏で、同氏によれば「すべての将来のBMWはパワートレインに関係なく”ノイエクラッセ”デザイン言語を採用します。EVとICE(内燃機関)モデルとの間には、外観や内部にいくらかの比率の違いがあるかもしれませんが、全体的な”ルックアンドフィール”は同じです」
「ノイエクラッセEVとノイエクラッセのデザイン言語が持つ大きな推進力は、内燃機関の車両を含むすべての製品ポートフォリオにも移行します。顧客にとっては悪くないことでしょう。彼らはすべて新しい現代的なBMWを手に入れることができ、ドライブトレインを選択できるのです。」
新しいスタイリング言語を採用する最初の生産モデルは2025年に登場予定のバッテリー駆動による「 iX3」だとされ、これはヴィジョン ノイエクラッセ Xコンセプトに非常に似ているといい、2026年にはヴィジョン ノイエクラッセ セダンの生産バージョンが登場し、その後の2年間で4台のEVがファミリーに加わるという計画が報じられています。
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加えてエイドリアン・ファン・ホーイドンク氏は「量産バージョンのEVがコンセプトから大きく逸脱しない」ことを約束し、これについては「i3とi8がコンセプトカーにどれほど近かったかを知っているでしょう。今回も同じことが起こります。生産車は少しコンパクトで、(ドアハンドルやドアミラー、その他保安部品など)ディティールが追加されますが、全体的なクリーンなイメージはそのままです」とコメント。
参考までに、BMWはここ最近「BMW、ミニ、ロールス・ロイス」というグループ内各ブランドにおいてデザイン担当者をシャッフルしていますが、エイドリアン・ファン・ホーイドンク氏いわく「新しいデザイン担当者が新しい職場でその能力を発揮するのは2020年代末になる」。
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実際のところ、それまでに発売されるBMWのクルマはすべて前デザイン責任者ドマゴイ・デュケック氏のもとで承認がなされているといい、よって(計画外のクルマではない限り)2030年までに発売されるクルマに新任デザイナーは影響を及ぼさず、2030年あたりから登場するニューモデル以降は改めてデザイン言語が変更される可能性があるのかもしれません。
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