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【見る角度で色が変わるランボルギーニ】1000万円のカラーシフト塗装をまとった新型ウルスSE、レヴエルトが目撃される【動画】

【見る角度で色が変わるランボルギーニ】1000万円のカラーシフト塗装をまとった新型ウルスSE、レヴエルトが目撃される【動画】

| カラーシフト塗装はとくに「直射の強い」中東で人気である |

現在は各プレミアムカーメーカーともその要望と需要に対応中

中東、特にドバイの街を歩けば、ランボルギーニ・ウルスはもはや珍しくない存在となっていますが、そんな中で出てくるのが「通常のウルスとは差別化を行って目立ちたい」オーナー。

その場合はマンソリーなどのアフターマーケット・ボディキットや内装カスタムで差別化を図ることが多いものの、本家ランボルギーニもそういった需要を取りこぼすまいと様々なオプションを充実させており、そのひとつが今回紹介する「カラーシフト」塗装です。

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通常のウルスでは物足りない?特注カラーで“唯一無二”を演出

この「カラーシフト塗装」をまとったウルスSEはランボルギーニの本社工場脇にて目撃されており、状況から察するに「顧客へと納車する前の車両をテストしている」のだと思われます。

そしてこのペイント最大の特徴は、見る角度や光の当たり方で色が変わるという特殊性を持つということで、いわゆる「カメレオンカラー」としても知られていますね。

  • 影ではパープル系の深みある輝き
  • 太陽光が当たると鮮やかなオレンジに変化

上述の通りカラーシフト塗装は「角度で色が変わる」ため、”折り紙”のように明確なエッジと面構成を持つランボルギーニにとってはマッチングの良い表現手法なのかもしれません。

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【カラー】角度で変わる“紫×オレンジ”の魔術的ボディ

そしてこちらは同じペイントを施したレヴエルト。

このカラーシフト塗装の費用は約1000万円だと言われるので「そうそう」このオプションを注文する人がいるとも思われず、よってこれら2台は同じ(裕福な)オーナーさんがオーダーしたものなのかも。

ちなみにですが、このカラーシフト塗装は「混ぜる顔料によって」様々な色味を再現でき、今回の車両のように「パープルとオレンジ」以外に「グリーンとゴールド」「ブルーとイエロー」といった様々な組み合わせを再現することが可能です。

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様々な自動車メーカーが「カラーシフト塗装」に対応中

なお、上述の通りこのカラーシフト塗装は「一部で」大きな人気があり、とくに中東、そしてやはり日差しが強く”よりカラーの変化が楽しめる”アメリカ西海岸にて強い要望があると報じられていますが、そういった需要に対応すべく各自動車メーカーはこの塗装への対応を拡大中。

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参照:Varryx(Youtube)

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