Image:Renault
| ここ最近のルノーは「過去モデルのリバイバル」へと注力している |
一方、パフォーマンスブランドの「アルピーヌ」は未来へと突き進む
さて、ルノーがパリ・モーターショーにて市販モデルあるいは市販モデルに近い「4」のリバイバルを発表すると予告。
すでに発表された「ルノー5(サンク) E-tech エレクトリック」同様、その名称は「ルノー4 E-tech エエレクトリック」となり、もちろんそのルックスは過去の「4(キャトル)」にインスパイアされたもの。
1961年から1994年まで生産されたオリジナルのルノー4、2022年に発表された4Ever Trophyコンセプト、そして時々ネットを賑わすスパイショットからはおおよその姿が想像できたものの、今回公開された一連のティーザー画像を見るに、「ルノー5 E-Tech エレクトリック」よりもレトロな印象があり、ルノーは同じ「リバイバル」といえど、モデルによってその「レトロ度合い」を変えていることもわかりますね。
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今回のティーザー画像/動画からは様々なディティールを見ることができますが、特筆すべきは(オリジナルのルノー4を強く想起させる)長方形のグリルに丸型ヘッドライト、そして照明付きバッジで、後者は生産モデルのルノーでは初めてのもの。
また、三部構成のセグメント式テールランプや台形のリアクォーターウィンドウもショーカーからストリートへの移行を果たしており、どちらも1960年代のオリジナルからのインスピレーションを受けています。
ルノーのデザイナーたちは、ドアの前に斜めのトリムストリップを追加することで初代「4」が持っていた特徴的なシームを再現し、1980年代のバージョンに見られるリブ、そして樹脂製のフェンダーアーチなども。
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4everコンセプトに比較すると「オフロード風味」が減少し「乗用車っぽく」調整がなされていますが、のちに(評判が高かっただけに)4everコンセプト風のグレードも追加されることとなるのかもしれません。
なお、パワートレーンに関してはルノー5 E-Tech エレクトリックと同様だと見られ、もちろんEV、そして「フロントにひとつのエレクトリックモーター(95馬力/123馬力/140馬力)」、「40kWhあるいは52kWhサイズのバッテリー」が搭載されるものと考えられます。
新型ルノー4 E-Tech レクトリックのティーザー動画はこちら
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