ランボルギーニ・ウラカンが発表されたのち、ウラカンを「買おう」と考えるに至るまでの段階をここにまとめとして作成。
読みやすいように古いものが上、新しいものが下になっているので上から順に読んでもらえると購入決定に至るまでの流れを理解しやすくなっています。
ランボルギーニHURACANの購入時期について検討してみる
さて、もう頭の中はランボルギーニHURACAN(ウラカン?フラカン?)に支配されつつあるのですが、購入するとなると、その時期が問題です。
HURACANの多くはキャリーオーバーもしくは使用実績のあるコンポーネント(V10、DSG、ハルデックス4)ということを考えると安心感はあるのですが、設計自体には問題はなかろうと思うものの、少量生産車だけに、その組み立て品質が気になります。
つまり工員が最初のうちは組み立てに慣れないだろう(なので間違いや問題もあるだろう)ということで、2年目辺りが理想。
具体的には2014年末の生産で2015年モデル、そして納車が2015年春くらい。
しかしこの調整はけっこう難しいと思われ、来年3月に発表された後にオーダーすると、それまで待っていた人が一気に注文する可能性があり(それまでにも1月からはオーダーを受けるようですが、その時点では限られた人しか見ることが出来ない)、一気に納期が(注文過多で)先送りになる可能性があるわけですね。
これはアヴェンタドールと同じ現象であり、そのためになかなか納車時期をコントロールするのは難しいだろう、と考えているのです。
ランボルギーニ・ウラカンの予想価格を考える
ここまで来ると気になるのがランボルギーニ・ウラカンの価格。
順当に来るとガヤルドよりも高額になるかと思います。
高額になる理由としては「フレームが新設計の可能性がある、ブレーキやサスがアップデートされる、トランスミッションが変わる、メーターがTFTになる」「ライティングがフルLEDになる」その他諸々。
逆に値下げしてもいいんじゃないかと思う理由は「エンジンがキャリーオーバー、トランスミッションはアウディとコスト分散できる、その他フレームなどはもしかするとグループ内で4車種(R8、ポルシェの新型ミドシップ、R8のリフトアップ版)にて共有される、その他グループ内で共通して使用できるものが多い、ガヤルドに比べると最初からコスト分散とパーツ共有を考えた設計が出来ている」、というところ。
そしておそらくですが、製造コストとしてはガヤルドよりも安くなると思います。
ですが、ランボルギーニのブランディング上、そして今後かさむであろう開発費 と設備投資費用を稼ぐことを考えると、より利益は取りたいはずです(調査会社によると、ランボルギーニの車を売って得られる利益は1台あたり57万円程度)。
かつ、現在のランボルギーニの勢いからすると、強気の値付けをしても十分通る可能性もありますね。
フェラーリ458が2800万円程度ですので、おそらくそれを超える辺りがHURACANの価格になろうかと思いますが、フェラーリはカーボンブレーキとメンテナンスパックが付いており、しかもエンジンの見えるリヤフードは標準(だと思う。実はフェラーリにはあまり詳しく無い)です。
HURACANはメンテナンスパックもたぶん無し、クリアボンネットもたぶんオプション。これだけで実際の維持コストを考えると150万円くらいは違ってくるはずなので、フェラーリ458に対しては割高にはなってきます 。
ちなみに3000万円を超えると、フェラーリ458スペチアーレが(その価格差から)見えて来ますし、フェラーリFFは3100万円くらい。
もうここまで来ると500万円は誤差?という感覚がトチ狂ったことを考えると、フェラーリF12ベルリネッタの3600万円も視野に入ります。
そうなるとかなり販売に苦戦するんじゃないかということも考えられますので、まあ3000万円は超えることは無いだろう、というのがぼくの予測です。
いずれにせよ登場初期はかなりの注文が集まると思われるので、強気なプライシングで来るとは思います。
ランボルギーニ・ウラカンLP610-4の国内価格は2970万円(税込)。高いか安いか
こっそりとランボルギーニ・ウラカンの価格が発表されましたが、今のところオプション、スペック等詳細に付いての発表はありません。
ちなみに価格(値段)は消費税8%込みで29,700,000円。
価格発表は日本が最速の部類で、まだ英国、米国でも発表されていない模様です。
これは珍しいケースで、通常は欧州→米国→ずいぶん時間がたってから日本、という流れでした。
ということは、今回は比較的日本市場を重視していると考えることもできます。
ガヤルドが2500万円くらいですが、最終バージョンではガラスボンネットやEギアも標準化されていたように思いますので、消費税増税分を考えてもけっこう上がっているように見えますね。
ただし、よくよく考えるとウラカンはカーボンブレーキが標準ですし、そこから50馬力の上乗せと7速DSG(R8の場合はけっこうなオプション金額だったような気もする)、TFTメーターや革新的な内装がプラスされたと考えると、まだまだ「お買い得」な範囲なのかもしれません。
さて、ランボルギーニ・ウラカンの国内価格が発表になったことで、ひとつ問題が払拭されたわけです。
それは3000万円を超えるかどうかという心理的な抵抗線であったわけですが、2970万円(8%税込み)という価格であることで、増税分とカーボンブレーキ、諸々のアップグレードを考えると、まあガヤルドに対してもそう高くはないだろう、と自分を納得させることができたわけです(そう考えると絶妙な値付けかもしれない)。
ここで次なる問題は「オプション」。
ぼくが絶対に欲しいと考えるのは軽量ホイールですが、よくウラカンの画像に装着されているものはおそらくオプションと考えられ(アヴェンタドール、ガヤルドの場合はこれに近いデザインのものが鍛造として用意されている。鋳造はエッジが丸く鍛造はエッジが立っているので)、これがどのくらいの価格なのかということが問題です。
同時に「黒」があるかどうかも問題で、もし無ければ塗ろうと考えています。
そしてもうひとつの懸念がリヤフード。
これもおそらくガラスのものはオプションですね。
ルーバー状のもののほうがランボルギーニらしいのですが、ウラカンのクリーンなデザインを考えるとガラス製のつるんとしたリヤフードの方が似合いそうです。
ただしこれはぼくにとって「絶対」ではないので、価格次第で検討、といったところですね。
ほか気になるのはリヤビューカメラの有無。
ウラカンはガヤルドに比べてもリヤが見づらいと思いますが、このカメラが標準なのかどうか、ということですね。
これが標準でないと30万円くらいのオプションになるかもしれず、ちょっと厳しいところです。
発表されたオフィシャルフォトにはすべてカメラが装着されており、標準だといいなあ、と考えています(これは甘い希望的観測だと思いますが)。
空気圧モニタは(同グループの傾向からして)おそらくオプションで設定されると思いますが、標準であればありがたいですね。
オプション設定の場合は価格次第。
同様にパーキングセンサーも価格次第ですが、画像を見るとバンパー形状が「専用」になりそうなので、そうとう高額になるかもしれません。
ボディカラーについてはまだ不明なところが多く、どのカラーが標準でどれがオプションなのかも不明。
ホワイトはラインナップされそうですが、ビアンコ・モノセルスのようなソリッドカラーなのか、最近追加されたビアンコ・オパル、または従来からあるバルーン・ホワイト、それとも新色なのかも気になるところ。
現在一番の候補はホワイトですが、ソリッドで黄色っぽいホワイトであれば選ばない可能性が高いと考えています(ぼくは青白い白が好みです)。
オフィシャル画像でよく見るのはイエローですが、これはガヤルドでラインナップされたジアッロ・ミダスとは異なるようで、先に発表されたアヴェンタドールの50周年記念モデルの黄色に近いように見えますね、
ただ、あの色はアニバーサリーモデル専用色だったのでウラカンに用意されるかどうかは不明。
その他、内装やブレーキキャリパーの塗装などのオプションがあると思いますが、おそらくこれにはお金をかけないと思います。
今までのランボルギーニに無いオプションも多数あると考えられ、このあたりの発表も待ち遠しいところですが、1月の内覧会には明らかになるといいなあ、と思います。
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